日本の民間人が中国侵略旧日本軍の浙江細菌戦の証拠探し
29日、日本軍が1940年と42年の2回、衢州で大規模な細菌戦を発動した史実を日本の民間人に語る、82歳になる被害者家族の呉土福さん(右から1番目)、中国侵略旧日本軍細菌戦中国被害者訴訟原告団の王選団長(右から2番目)。 |
中国侵略旧日本軍細菌戦中国被害者訴訟原告団の王選団長にともなわれ、日本731部隊細菌戦資料センターと731部隊細菌戦真相究明会の民間人7人が28日から31日まで、浙江省衢州市と義烏市を訪れ、60数年前に中国侵略旧日本軍が発動した浙江細菌戦の被害地区での調査と証拠探しを行い、当時の被害者家族から聞き取りを行った。また中国の被害者家族は日本からの訪問者と共に中日民間細菌戦に関する問題の共同会議を開催し、旧日本軍の細菌戦の歴史的真相を速やかに調査する必要があると表明した。特に高齢の被害者の口述記録を急ぎ、被害者に対する日本政府の謝罪を促し、細菌戦の残した問題を徹底的に解明する必要があるとした。国内外の学者の多くの研究成果によると、1932年から1945年にかけて、日本関東軍の731部隊などの細菌戦部隊が発動した数十回の細菌戦は中国人民に巨大な被害をもたらし、浙江省衢州市だけでも5万人以上の一般人が日本軍の撒いたペストなどの殺人ウィルスにより死亡している。(編集YH)
「人民網日本語版」2011年1月31日
29日、衢州市羅漢井中国侵略旧日本軍細菌戦遺跡で、日本のウィルスで死んだ衢州の民衆を追悼する日本の民間人と中国の被害者家族。 |
29日、衢州市中国侵略日本軍細菌戦展覧館で、日本の民間人に当時の衢州のペストの疫病範囲を紹介する、中国侵略旧日本軍のペスト戦で父親の命を奪われた楊大方さん。 |