 |
2011年1月31日(月) 19:25 |
|
 |
瀬戸大橋の出資負担めぐり物別れに
瀬戸大橋などの追加出資をめぐり、国土交通省と地方自治体が対立している問題で、国は通行料金の更なる割引き案を提示して理解を求めましたが、自治体側は納得せず議論は物別れに終わりました。
31日の協議の中で、国は今年4月以降の本四架橋の通行料金を休日1000円、平日2000円とした上で、今後3年間平日に他の高速道路から乗り継いだ場合についての料金を500円へ引き下げると提案し、自治体側に理解を求めました。 これに対し自治体側は、料金引き下げについては前向きに評価しましたが、本四架橋の事業費を各自治体が、毎年数十億円出資している地元負担の継続も求めたため反発、負担の枠組みについても同時に議論すべきとして合意には至りませんでした。 国は4月から新しい料金割引を導入したい考えですが、自治体と合意できない場合は、現在の割引制度が継続される可能性も出てきました。
|
|