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[経済・IT]ニュース
北海原油、100ドル突破 エジプト騒乱で2年4カ月ぶり高値
2011.2.1 07:53
週明け31日の原油先物市場は、エジプト情勢の緊迫化を受け上昇、欧州の原油取引の指標となるインターコンチネンタル取引所の北海ブレント原油先物3月渡しが1バレル=100ドルを突破した。終値は前週末比1・59ドル高の1バレル=101・01ドルで、ダウ・ジョーンズ通信によると2008年9月以来、約2年4カ月ぶりの高値水準。
海上輸送の要衝であるスエズ運河を管理するエジプトの騒乱が拡大し、石油の供給不安が台頭。中東の産油国に混乱が波及するとの警戒も広がり、買い注文が膨らんだ。
同日のニューヨーク・マーカンタイル取引所の原油先物相場も、指標となる米国産標準油種(WTI)3月渡しが一時1バレル=92・84ドルまで上昇した。終値は2・85ドル高の1バレル=92・19ドルと、約2年4カ月ぶりの高値だった。(共同)
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