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レッツゴーターキン死亡…92年、天皇賞・秋を制覇

 92年のGI天皇賞・秋を制したレッツゴーターキン(牡24)が1月30日午前5時30分、繋(けい)養先の北海道中川郡幕別町のサンライズステイブルで病気のため死亡した。同馬は、橋口厩舎所属で89年にデビュー。91年にGIII小倉大賞典、同中京記念を勝利し、92年にGI天皇賞・秋で単勝11番人気ながらも、トウカイテイオーなど強豪を相手に大外から差し切り、念願のビッグタイトルを奪取した。その後、93年の阪神大賞典(5着)レース後に故障が判明。現役を引退(通算33戦7勝)し、種牡馬入りした。

 ただ主流でない血統(父ターゴワイス)のため、産駒に恵まれず、08年に種牡馬を引退。功労馬として、サンライズステイブルに繋養されていた。同ステイブルの代表・濱野日出夫氏は「1月8日朝、突然倒れ、専門医とともに加療、一時小康を得ましたが、結局食欲の回復不十分。手を尽くしたものの、力及びませんでした。終始穏やかに前日は、ほかの馬たちとも遊んで静かに旅立ちました」とコメントした。

[ 2011年2月1日付 ]

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