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井岡“ジョー超える”国内最短世界奪取へ手応え!

 ダブルで“ジョー”を超えてみせる!井岡一翔が1月31日、大阪市内のジムでスパーリングを公開、熱い意気込みを語った。今回はプロ7戦目での世界王座挑戦。ベルトを獲得すれば“浪速のジョー”こと辰吉丈一郎、名城信男の8戦目を塗り替えて国内最短記録となる。それだけではない。世界戦当日の2月11日は映画「あしたのジョー」が全国で公開される日と重なる。まだ21歳の井岡は原作の漫画連載時は誕生前ながら、アニメなど、たびたび映像化された作品を楽しんだ。「ボクシングだから、というわけじゃなくジョーはかっこいいですよね。好きです」。自分が臨むリングでは「チャンピオンにふさわしいレベルの高い試合を見せたい」と映画に負けない感動を観衆に届けるつもりだ。

 調整は大詰めを迎えている。おじの弘樹会長が現役時代に師事したイスマエル・サラス氏のコーチで、この日まで約200ラウンドのスパーリングをこなした。ここまでプロ6戦はライトフライ級をベースにしたが減量も「順調です」と自信をみせる。2人のジョーを超える日に向け、準備は着々と進んでいる。


◆WBC世界ミニマム級タイトルマッチ◆
(11年2月11日、神戸ワールド記念ホール)
王者
オーレドン・シッサマーチャイ
(25・タイ)
<12回戦> WBCライトフライ級8位
井岡 一翔
(21・井岡)
39勝14KO1分 6勝4KO

[ 2011年2月1日付 ]

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