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G大阪・西野監督、タイトル奪還へ 昨年の雪辱誓う

勝尾寺で必勝祈願を行った西野監督(手前)とG大阪イレブン

◆ 2011年新体制発表会見 ◆

 クラブ創立20周年を迎えるG大阪は1月31日、吹田市内のホテルで2011年の新体制発表会見を行った。自身のJ最長記録を更新する10年目のシーズンを迎える西野朗監督(55)は、4季ぶりに無冠に終わった昨季の雪辱を誓い、タイトル奪還に強い意欲。今季からエースナンバーの「11」を背負うMF宇佐美貴史(18)を中心にメモリアルイヤーの戴冠を狙う。

◆ クラブ創立20周年、ガンバ就任10年目メモリアル飾る ◆

 西野監督は壇上でキッパリと言い切った。「昨年は期待されながらタイトルなく終わってしまった。ぜひその借りを、昨年の悔しい思いを取り返すシーズンにしたい」。ACLはラウンド16敗退、リーグ戦は2位、ナビスコ杯は準々決勝敗退、天皇杯は4強…。すべてのタイトルがあと一歩で届かず、4季ぶりに無冠に終わった昨季は悔しさだけが残った。節目の今季は、常勝チームに課された使命を再び果たさなくてはならない。

 西野監督がG大阪の指揮官に就任したのが02年。“西野ガンバ”は10周年を迎える。「周りにはよくやるなあって言われます」と照れ笑いを浮かべながらも、「毎年フレッシュに、ガンバでやれることに喜びを感じ、魅力を感じています」と、やりがいを口にした。くしくもクラブも創立20周年。MF宇佐美ら若い戦力に加え、C大阪からFWアドリアーノらも加入して攻撃陣も厚みを増した。指揮官が築きあげてきた魅力ある攻撃サッカーにますます磨きをかけ、クラブの新たな歴史へ踏み出すのにふさわしい一年といっていい。

[ 2011年2月1日付 ]

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