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広島・野村監督「選手に任せる」今年は自主性尊重

野村監督は沖縄に到着し空港で花束を受け取る

 逆襲への道のりは選手各自のさらなる自覚から始まる。広島・野村謙二郎監督(44)が1月31日、1次キャンプのために沖縄入り。宿舎到着後に行った全体ミーティングで、選手の自主性を重視してキャンプを進めていく方針を示した。

 まずは昨年、5年ぶりに復活させた早朝散歩、体操を1年限りで撤廃。無駄を削除して朝の時間を選手に任せる。

 「風呂に入って体を温めていたりする選手もいる。朝の時間が慌ただしくなるし、選手の自己管理に任せたい」

 就任初年度の昨年は「“やらなきゃいけない”という気持ちが正直、強すぎた」と言う。12球団最年少監督は、指揮官としてチームとともに成長を続けていく心構えだ。

 指揮官はレギュラーの名を明言せず、競争を強調した。「仕事が楽しくできれば一番いいが、そういうわけにもいかない。切り替えをしっかりとして頑張ろう」。自覚と力を信じ、20年ぶり優勝に向けて選手とともに歩んでいく。

[ 2011年2月1日付 ]

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