デイリースポーツオンラインDaily Sports Online

　女優・沢尻エリカ（２４）がマレーシアでの“エステ旅”を終え３０日早朝、成田空港に帰国した。夫でマルチクリエーターの高城剛氏（４６）との離婚時期については、明言しなかったが、高城氏が「僕のことは、嫌いじゃない」と発言したことについて聞かれると、フフンと笑って“無視”。離婚届はスペインで第三者に預けていることを明かし、「２人の期限」が過ぎれば提出するときっぱりと明かした。２人の間で決めた提出期限は今年５月とみられる。

　　◇　　◇

　出発時と同じように黒いストールの下に野球帽をかぶった黒ずくめの“修道女”スタイルで、沢尻は成田空港に姿を見せた。

　マレーシアへ出発した翌日の２７日に高城氏がテレビの取材を受け、「離婚届にサインして渡した」などと話したことも「テレビで見ました」と余裕の表情。高城氏が「僕のことを嫌いじゃないけど、エイベックスとの契約の条件が離婚というから、離婚したいというので、離婚届にサインして渡した」と発言したことについては、無言。未練を感じさせるような発言をした高城氏に対してなのか、“フフン”と上から目線の笑みを返した。

　高城氏がサインしたという離婚届は「スペインのちゃんとした施設に預けている」と明かし、「２人の期限があって、それが過ぎれば私の権限で（離婚届を）出します」ときっぱりと語った。

　沢尻自身は「まだサインしてない」そうで、離婚を成立させるためには１度スペインに渡る必要がある。

　関係者によると２人は昨年１２月には離婚に合意していたが、高城氏が（離婚届提出の）猶予期間を求めたため、提出期限は今年５月に設定されていた。離婚は正式に成立するまで公表しないはずだったが、今月２３日のイベントで沢尻が「離婚に意思合意した」と先走り、これに高城氏が「だれかがうそをついている」と反発した。

　また、高城氏が「離婚がエイベックスとの契約の条件」と発言したことについては「そういう条件ではない」と否定。「（離婚は）自分の気持ちだけです」ときっぱり宣言した。エイベックス・グループ・ホールディングスの松浦勝人社長は２８日、ツイッターで「（高城氏は）自分の立場を守りたくて必死」と反論していた。

　沢尻はいまだエイベックスとの正式契約には至っていない。親友のあびる優（２４）とは２月に飲む約束をするなど、日本に滞在するとみられているが、高城氏を刺激しないよう、離婚成立まではしばらく離婚については“貝”になるとみられる。