最終更新:2011年2月1日(火) 2時40分
溶岩ドーム、直径500メートルに成長
活発な火山活動が続く霧島山の新燃岳について、火口付近にできた直径およそ100メートルほどの溶岩ドームが、29日撮影された衛星写真では、およそ500メートルに成長していたことが気象庁の解析でわかりました。
火口の中央部分が大きく盛り上がった新燃岳の山頂付近。これは29日、新燃岳の様子を上空からとらえた衛星写真です。
気象庁によりますと、今月27日に新燃岳の中央付近の火口にできた溶岩ドームは直径およそ100メートルほどでしたが、29日撮影された衛星写真では、溶岩ドームの直径がおよそ500メートルにまで成長していることがわかったということです。
気象庁では、この写真で溶岩ドームの成長が確認できたことから、火口から半径2キロとしていた入山規制を半径3キロにまで広げました。今後、爆発的噴火が発生した場合、溶岩ドームが破壊され、火口からおよそ3キロの範囲に火砕流が流れ出る可能性が出てきています。
また、宮崎県側では火口の東側に、鹿児島県側では南側に流れる可能性が高いということで、風下側では降灰や噴石に注意が必要だということです。今後、雨が降った際には泥流や土石流にも注意が必要で、気象庁は引き続き警戒を呼びかけています。(31日22:14)
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