私の落ち度(2)
テーマ:ブログだから11月の後半からは彼を責めるよりも、むしろ自分の非を謝りました。
王子が不倫できる環境を作ったのは、長期の単身赴任をさせてしまったからです。
単身赴任が始まったのは、私に新しい生活が始まった直後で、もし一緒に行くとなればせっかく始まったその生活をやめなければならなかったことから、彼が「単身赴任でいいから、行かせて欲しい」と言ったからです。
私の新しく始まった生活は、私の夢への一歩でもありました。
彼はそれをずっと応援してくれてました。
でも、もしあの時、私の夢なんかよりも、彼と一緒に生涯過ごすことを何よりも一番に考えて、そのために夢をあきらめてさえいれば、あの時、単身赴任をお願いせず、彼がどうしたいのかをもっと聞いてあげていれば、とたくさんたくさん後悔しました。
そして、彼が私に「ひめの好きにしていいよ」って言ってくれたのに、私は彼に「あなたはどっちがいい?」と聞いてあげなかったことを謝りました。
いつも彼は「ひめの好きにしていいよ」と言います。
そして、私が選んだ方をニコニコと笑顔で楽しんでくれてました。
食事にしても、旅行にしても。
もちろん、私も自分の独断と偏見だけで全てを決めていたのではありません。
彼にも聞いていましたし、二人で楽しめるのはどっちかな?って考えて旅行を決めたりしていました。
基本的に彼は忙しいし、計画を練るのが得意ではないので、「ひめの好きにしていいよ」と任せてくれてました。
単身赴任もそれほど話しあうことなく、いつもの食事や旅行と同じように決まってしまいました。
それを本当に後悔しています。
単身赴任を彼にさせてしまっただけでなく、私の夢が未だ叶わず、あと少し、あと少し、と彼に甘えて何年も別々に住むことになってしまったのも原因だと思います。
そのことも後悔し、彼に謝りました。
不倫が始まってしまった原因だけでなく、彼をここまで怒らせてしまった原因も考えました。
私はいつも彼が私のことを「大好きだよ」と声にして言ってくれてたので、それに甘えていました。
それと、彼は私よりも年下で、彼が社会人になった時には私は社会人としてすでに数年間、「先輩」でした。
だから、その頃は彼の仕事の相談や、資料の作り方など、アドバイスすることもありました。
それに、彼にも彼の夢があり、彼が夢のために会社を休職すると言ったときには、私が「よし!私がお仕事して留守番しておくから、がんばっておいで!」と送り出しました。
なんとなく、ずっと私の方がお姉さんな感じでいました。
でも、それからもう何年もたってるんですよね。
私は自分の夢のために会社をやめたから、彼の方が仕事ではとっくに先輩になってるんです。
頭ではもちろんわかってたし、彼の仕事ぶりを評価もしてたし、尊敬もしていました。
そのことも伝えてるつもりでした。
いつも応援してました。
でも、私は性格上、理論的に攻める方だし、頭の回転が速いと言われることが多いし、言葉に対して敏感です。
だから、彼に対して「偉そう」な態度が出ていたんだと思います。
それは「不倫したんだから、あなたが悪い」という思いもあったからだと思います。
彼だけじゃなく、友達からも「お前の言うことはいつも『正しい』。でもそれ以外の答えがあってもいいんじゃないか」って言われたこともあります。
「白」か「黒」しかないんです、私には。
でも、それは私の悪い癖だと思いました。
そんな態度を彼と一緒の10年間とってしまっていたことを謝りました。
彼に甘え過ぎていたこと、彼の意見を聞いてあげていなかったこと、彼に素直になれていなかったこと、彼に強がっていたこと、それと親離れができていなかったことなどたくさん謝りました。
それと、私は「彼が私を好き」でいるから二人は一緒にいる、と思ってたので、彼にそれほど女の子らしいことをしてあげませんでした。
彼も特にそれを望んだり言わなかったので、食事を作ったりもしませんでした。(私も忙しかったので)
食事をとりわけてあげる、とかコンパでよく女の子が使いそうな手もつかいませんでした。
名字もずっと旧姓で生活していました。
(これについては結婚当初話しあいましたが、彼が「ひめの好きにしていいよ」と言ったので)
それらももっと気遣うべきだったと謝りました。
不妊治療も彼も協力してくれてるから、彼にオープンに話して「帰ってくるなら、その日に合わせて病院行くから!」と言ってましたが、彼はそれがプレッシャーだったため、私とセックスできなかったと言いました。
そのことも謝りました。
子供も結婚当初、自分たちの夢もあり、また母親の言いつけ(?)もあったので、すぐには要らない、と言ってしまってましたが、彼は本当はすぐにでも欲しかったそうです。
でも、彼はそれを言ってくれませんでした。
彼が言いだす前に私が「要らない」と言ってしまっていたのでしょう。
そのことも謝りました。
私の数々の悪い癖や性格が今回の事態を引き起こしているんだと本当に思いました。
今でも毎日、どうしてあの時、あんなことを言ってしまったんだろう、どうしてあの時すぐに謝らなかったんだろう、どうしてあの時ああしなかったんだろう、と後悔ばかりです。
ここ数カ月の私の行動に対する後悔や謝罪の念だけではありません。
彼と出会ってから10年分の後悔と謝罪の念です。
この思いだけで、自分がどれほど押しつぶされそうになってることか。
自分のせいだ、彼が私から離れているのは私のせいなんだ、ってわかってます。
自分が腹立たしいです。
どれだけ後悔しても、どれだけ謝罪しても、彼には届きません。
でも、彼にもう一度、チャンスをもらいたいと思っています。
以前のブログにも書きましたが、彼に「もうこのことについては話もしない。女のことも言わない」という内容のラブレターを渡してからは、彼に不倫のことを話したり、女のことを話したりはしていません。
クソ女に対する怒りや、不倫した彼への怒りは当然、まだ私の心にあります。
それはこのブログでだけ表すことにしています。
それとも、私はそういう思いや怒りも持ってちゃいけないんでしょうか?
私の反省や後悔や謝罪はもしかしたら、皆さんがおっしゃることとは違ってて、的外れなのかもしれません。
だから、いくら私が彼に謝ったり、自分が変わろうとしていると言っても、事態が好転しないのかもしれません。
もしそうなら、教えてください。
彼が戻ってくれるよう、どうか助けてください。
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