お金をかけずに英語を学ぶ方法
Twitterでお金をかけずに英を語学ぶにはどうしたらよいか?という質問を頂くことが多いので、以下思い付く方法をまとめてみます。
1.NHKの語学口座を活用する
「ええ、NHK?!」とか侮ってはならない。
筆者的には、日本において最も安く効果的に語学を身につけることができる最終兵器(最終兵器彼女じゃないよ)と呼んで差し支えないと思っているほどである。
(注)ちなみに筆者はNHKの回し者ではありませぬ
NHKの語学口座の良い点。
まず激安な点。必要なのは教科書代(360円)と、ラジオ聞く電気代と、広告の裏とペンとメモ帳。多分一ヶ月のコストは500円行かないぐらい。吉野屋で牛丼食べるの1回我慢すればOKな値段。
次、通学しなくて良く自分の都合にあわせて勉強できること。社会人だと忙しいので通学は無理という人もいるけどもこれならOK。
そんでもって、質が素晴らしい。企画設計も講義もNHKの審査を通った一流の先生方。語学専門の方々が教えているし、発音もとても綺麗。それなのに無償で受講できる。う〜んありがたいことじゃ・・・・。
その辺の民間の英会話学校は、母国で語学なぞ一度も教えたことがない素人ネイティブが教えていたりするので、講座の内容もろくでもないし、講義も酷いのに(講義というか英会話の練習なんて茶飲み話しレベル)一時間3千円とか取られるわけで、コスパが凄く悪い。
教科書の質も侮ってはならない。執筆者はNHKの審査を通った一流の先生ばかり。きちんとした校正を経ているので、内容が正しい。本屋で売ってる英語テキストや参考書には実は結構間違った内容のものが多いのですよ・・・素晴らしい内容なのにたった360円。ありえぬ。安すぎる。
で、勉強方法。
まず、放送がある日は毎日放送を聞き、放送を録音しておく。ライブで放送を聞くことができない場合はタイマーで録音したり、後からストリーミングで聞いてもOK。教科書は事前に読んでおき放送を聞きながら注意点などメモ。そして単語や英文をすべて暗記する。
放送終了後(できたら放送と同じ日)に例文の部分を聞いて、内容を書き取り、教科書と照らし合わせて答え合わせ。間違いはその場で覚えてしまう。間違いはメモか何かに書いておいて電車の中で覚えたりしても良し。
放送は大体20分なので、書き取りの時間を加えても大体30分。週5回30分を繰り返すと、一週間で150分。一ヶ月で600分=10時間程度。継続は力なりなんだけども、これを数ヶ月繰り返すとかなりの量の単語や例文を覚えることが可能。
ちなみに、これは筆者が高校生の時通っていた英会話で、英語堪能だった会計士の方に教えてもらった方法。高校3年間これを継続したので、TOEFL受ける時も留学した時も物凄く楽でした。
番組は色々あるのだが、日本で大学に在学中、もしくは大学を卒業した社会人の方には、「実践ビジネス英語」がお勧め。
講師の杉田敏先生が実際ビジネスの現場にいた方なので、実務で役に立つ表現が頻出。杉田先生のお声も素晴らしくとても聞き取りやすい。
ちなみに、平行して、杉田敏先生がお書きになっている参考書で自習するのもあり。以下がかなりお勧め。
2.無償の英文をいろいろ読んでみる
日本は世界最高の通信環境を持った恵まれたお国。普通の人なら家からガンガンネットが使えるわけですが、今やネットを使えば一流の英文をガンガン読むことができるわけです。しかも無償で。
ビジネス系でお勧めなのはThe Times, The Economist, Financia Times, New York Times, Washington Postなどの新聞。有料じゃないと読めないものもあるけども、日本の新聞と比べたら内容充実しているし安いしで、有償でも読む価値あり。毎日毎日読めば英語力もつくし、海外情報にも詳しくなるのでグー。
海外の中央政府が出している白書や研究を読んでみるのもあり。なんで政府の?と思うかもしれませんが、政府の文章は無償公開されている上に、不特定多数の人でも分かるように分かりやすい英語でかかれているので、とても読みやすい。
そして書いてる人は、外注の大学の研究者やシンクタンクの人だったりするので、構成や内容が凄くナイス(日本のと全然違うのですよ)。
お勧めは、英国通信庁(筆者は仕事上通信関係文書を読むことが多いんですが)米国会計監査院(色々な文書が出ている)、さらに各国の防衛省(マニアックな話題に詳しくなりますよ)等々。
グーグル先生でで検索かけて色々な学術論文読むのもあり。無料で出ているもの結構あります。学生さんならこれをガンガン読んでみる。難しいけどなれれば平気。自分の専攻分野だと何本か読むと「おお、こういう書き方なのか」と大体読むコツがわかるわけです。
IT系ならベンダのだしているマニュアルなんか沢山読んでみる。大体無料。内容もそんなに難しくはない。
英語の読む力をつけるには大量に読むしかないわけですが、仕事とか留学で英語読みたいなら、自分の分野に直結した物を読むのが早いです。
ペーパーバッグ(くだらん大衆小説)なんかちんたら読んでても時間の無駄よ・・・・。
3.大学の公開講座を使ってみる
英語を無償で学ぶのに、Opencoursewareを活用しない手はありません。これは大学の講義を無償で公開してしまうというかなり大胆な試みで、米国のMITが元祖。最近は日本の大学もちょぼちょぼ参加。この活動で公開されているシラバスや教材を読みながら自習すれば、わざわざ留学しなくても相当高度な英語&教育内容に接触することができるわけです。しかも無償。なんとありがたいことでしょう・・・・
参加大学はこちら
オープンコースウェアコンソーシアム
4.英語圏の人とオンラインで交流
日本の漫画やアニメの人気で「うへぇ日本人と交流したいぜ!」という方々が世界中には山のようにおります。元々日本に興味がある方々なので、つたない英語であっても気長にボイスチャットなりメール交換なりに付き合ってくださるありがたい方々です。
その様な人々をどこで探せばよいか?ネットを使えば案外簡単にみつかります。みつかったらメルアドを交換するなり、Skypeのアドレスを交換するなりして、ボイスチャットしたりメール交換でもやれば、アウトプットの訓練が可能になるというわけです。
以下は日本好きな英語圏の人を探すのに便利なサイト
メトロポリス
Japan Guide
Japan Zone
あとはFecebookに集っている日本好きの人とでも友達になるのもありでしょう
5.英語圏の人とリアルに交流
都内近郊の人なら週末ギロッポンあたりに繰り出して、その辺の外人参に話し掛けてみる、神奈川とか沖縄の人なら米軍基地でバイト。お金のある社会人ならフィリピンパブに通いフィリピンの方と英語で交流という方法もあり。(あ、これは無料ではない)
ちょっとハードルは高いんだけど、外資系企業にバイトとして入って、仕事場で英語を学ぶという方法もあり(というかこれは学ばざる得ないという状況に自分を追い込むわけですが)
6.Youtubeで英語圏の公演や講義、テレビを見まくる
ありがたい世の中になった物で、Youtubeには英語圏の無償の動画が大量にアップされています。ニュース、企業の偉い人のスピーチ、ホームビデオ等々雑多な動画を見まくることで自然に耳が慣れていきます。流しっぱなしにするのもあり。
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ちなみに英語の「インプット」(頭の中に入れる)はある程度は無償で自習できるわけですが、アウトプット、特に書きに関しては、自分が書いた物を、大学なり記者なり「書く仕事」をしている知能の高いネイティブ(パーのネイティブに添削してもらっても意味なしです。母語ですら文章が書けない・・・)に添削してもらわないと上達は無理です。
添削にご興味のある方は、家人(ロンドン大学教授)が主催する以下口座の受講をお勧めします。
英語添削塾
・比較的短めの文章を書きたい方
リサーチメソッド
・ある程度長めの文章を書きたい方
・体系だった文章の書き方を学びたい方
・英国国立大学修士課程必修コースの短縮版を体験したい方
1.NHKの語学口座を活用する
「ええ、NHK?!」とか侮ってはならない。
筆者的には、日本において最も安く効果的に語学を身につけることができる最終兵器(最終兵器彼女じゃないよ)と呼んで差し支えないと思っているほどである。
(注)ちなみに筆者はNHKの回し者ではありませぬ
NHKの語学口座の良い点。
まず激安な点。必要なのは教科書代(360円)と、ラジオ聞く電気代と、広告の裏とペンとメモ帳。多分一ヶ月のコストは500円行かないぐらい。吉野屋で牛丼食べるの1回我慢すればOKな値段。
次、通学しなくて良く自分の都合にあわせて勉強できること。社会人だと忙しいので通学は無理という人もいるけどもこれならOK。
そんでもって、質が素晴らしい。企画設計も講義もNHKの審査を通った一流の先生方。語学専門の方々が教えているし、発音もとても綺麗。それなのに無償で受講できる。う〜んありがたいことじゃ・・・・。
その辺の民間の英会話学校は、母国で語学なぞ一度も教えたことがない素人ネイティブが教えていたりするので、講座の内容もろくでもないし、講義も酷いのに(講義というか英会話の練習なんて茶飲み話しレベル)一時間3千円とか取られるわけで、コスパが凄く悪い。
教科書の質も侮ってはならない。執筆者はNHKの審査を通った一流の先生ばかり。きちんとした校正を経ているので、内容が正しい。本屋で売ってる英語テキストや参考書には実は結構間違った内容のものが多いのですよ・・・素晴らしい内容なのにたった360円。ありえぬ。安すぎる。
で、勉強方法。
まず、放送がある日は毎日放送を聞き、放送を録音しておく。ライブで放送を聞くことができない場合はタイマーで録音したり、後からストリーミングで聞いてもOK。教科書は事前に読んでおき放送を聞きながら注意点などメモ。そして単語や英文をすべて暗記する。
放送終了後(できたら放送と同じ日)に例文の部分を聞いて、内容を書き取り、教科書と照らし合わせて答え合わせ。間違いはその場で覚えてしまう。間違いはメモか何かに書いておいて電車の中で覚えたりしても良し。
放送は大体20分なので、書き取りの時間を加えても大体30分。週5回30分を繰り返すと、一週間で150分。一ヶ月で600分=10時間程度。継続は力なりなんだけども、これを数ヶ月繰り返すとかなりの量の単語や例文を覚えることが可能。
ちなみに、これは筆者が高校生の時通っていた英会話で、英語堪能だった会計士の方に教えてもらった方法。高校3年間これを継続したので、TOEFL受ける時も留学した時も物凄く楽でした。
番組は色々あるのだが、日本で大学に在学中、もしくは大学を卒業した社会人の方には、「実践ビジネス英語」がお勧め。
講師の杉田敏先生が実際ビジネスの現場にいた方なので、実務で役に立つ表現が頻出。杉田先生のお声も素晴らしくとても聞き取りやすい。
ちなみに、平行して、杉田敏先生がお書きになっている参考書で自習するのもあり。以下がかなりお勧め。
2.無償の英文をいろいろ読んでみる
日本は世界最高の通信環境を持った恵まれたお国。普通の人なら家からガンガンネットが使えるわけですが、今やネットを使えば一流の英文をガンガン読むことができるわけです。しかも無償で。
ビジネス系でお勧めなのはThe Times, The Economist, Financia Times, New York Times, Washington Postなどの新聞。有料じゃないと読めないものもあるけども、日本の新聞と比べたら内容充実しているし安いしで、有償でも読む価値あり。毎日毎日読めば英語力もつくし、海外情報にも詳しくなるのでグー。
海外の中央政府が出している白書や研究を読んでみるのもあり。なんで政府の?と思うかもしれませんが、政府の文章は無償公開されている上に、不特定多数の人でも分かるように分かりやすい英語でかかれているので、とても読みやすい。
そして書いてる人は、外注の大学の研究者やシンクタンクの人だったりするので、構成や内容が凄くナイス(日本のと全然違うのですよ)。
お勧めは、英国通信庁(筆者は仕事上通信関係文書を読むことが多いんですが)米国会計監査院(色々な文書が出ている)、さらに各国の防衛省(マニアックな話題に詳しくなりますよ)等々。
グーグル先生でで検索かけて色々な学術論文読むのもあり。無料で出ているもの結構あります。学生さんならこれをガンガン読んでみる。難しいけどなれれば平気。自分の専攻分野だと何本か読むと「おお、こういう書き方なのか」と大体読むコツがわかるわけです。
IT系ならベンダのだしているマニュアルなんか沢山読んでみる。大体無料。内容もそんなに難しくはない。
英語の読む力をつけるには大量に読むしかないわけですが、仕事とか留学で英語読みたいなら、自分の分野に直結した物を読むのが早いです。
ペーパーバッグ(くだらん大衆小説)なんかちんたら読んでても時間の無駄よ・・・・。
3.大学の公開講座を使ってみる
英語を無償で学ぶのに、Opencoursewareを活用しない手はありません。これは大学の講義を無償で公開してしまうというかなり大胆な試みで、米国のMITが元祖。最近は日本の大学もちょぼちょぼ参加。この活動で公開されているシラバスや教材を読みながら自習すれば、わざわざ留学しなくても相当高度な英語&教育内容に接触することができるわけです。しかも無償。なんとありがたいことでしょう・・・・
参加大学はこちら
オープンコースウェアコンソーシアム
4.英語圏の人とオンラインで交流
日本の漫画やアニメの人気で「うへぇ日本人と交流したいぜ!」という方々が世界中には山のようにおります。元々日本に興味がある方々なので、つたない英語であっても気長にボイスチャットなりメール交換なりに付き合ってくださるありがたい方々です。
その様な人々をどこで探せばよいか?ネットを使えば案外簡単にみつかります。みつかったらメルアドを交換するなり、Skypeのアドレスを交換するなりして、ボイスチャットしたりメール交換でもやれば、アウトプットの訓練が可能になるというわけです。
以下は日本好きな英語圏の人を探すのに便利なサイト
メトロポリス
Japan Guide
Japan Zone
あとはFecebookに集っている日本好きの人とでも友達になるのもありでしょう
5.英語圏の人とリアルに交流
都内近郊の人なら週末ギロッポンあたりに繰り出して、その辺の外人参に話し掛けてみる、神奈川とか沖縄の人なら米軍基地でバイト。お金のある社会人ならフィリピンパブに通いフィリピンの方と英語で交流という方法もあり。(あ、これは無料ではない)
ちょっとハードルは高いんだけど、外資系企業にバイトとして入って、仕事場で英語を学ぶという方法もあり(というかこれは学ばざる得ないという状況に自分を追い込むわけですが)
6.Youtubeで英語圏の公演や講義、テレビを見まくる
ありがたい世の中になった物で、Youtubeには英語圏の無償の動画が大量にアップされています。ニュース、企業の偉い人のスピーチ、ホームビデオ等々雑多な動画を見まくることで自然に耳が慣れていきます。流しっぱなしにするのもあり。
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ちなみに英語の「インプット」(頭の中に入れる)はある程度は無償で自習できるわけですが、アウトプット、特に書きに関しては、自分が書いた物を、大学なり記者なり「書く仕事」をしている知能の高いネイティブ(パーのネイティブに添削してもらっても意味なしです。母語ですら文章が書けない・・・)に添削してもらわないと上達は無理です。
添削にご興味のある方は、家人(ロンドン大学教授)が主催する以下口座の受講をお勧めします。
英語添削塾
・比較的短めの文章を書きたい方
リサーチメソッド
・ある程度長めの文章を書きたい方
・体系だった文章の書き方を学びたい方
・英国国立大学修士課程必修コースの短縮版を体験したい方