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覚せい剤を密売 札幌の暴力団幹部ら 容疑の5人逮捕

(02/01 00:53)

 札幌中央署などは31日までに、覚せい剤密売を組織的に繰り返していたとして、覚せい剤取締法違反(営利目的譲渡)などの疑いで、札幌市白石区北郷4の1、暴力団幹部、無職清水正一容疑者(38)、住所不定、暴力団員、無職日角文則容疑者(37)ら男女計5人を逮捕、送検した。

 清水、日角両容疑者の逮捕、送検容疑は、2010年3月から11月にかけ、札幌市内の路上などで覚せい剤を密売した疑い。同署によると、清水容疑者は容疑を否認しているという。

 同署は、清水容疑者らの関係先を家宅捜索し、覚せい剤約135グラム(末端価格約1200万円)や、顧客データが入った携帯電話などを押収。同署は、5人が携帯電話で注文を受けるなどして、道内外の約300人に覚せい剤を密売し、10年3月からの9カ月間で、6700万円の利益を上げたとみて調べている。

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