振り返ってみると、どうも私の周りには、宗教に入っている人が多いような気がする。 一般に、宗教に入っている人は、心安らかな人生を送っていそうだけれども、 私の友人だけだろうか? 幸せそうな人生を送っているのは、一名だけ。 あとはいうまでもない結果だ。 H子とA子は、ともに創価学会の信者。 H子は地域では将来を期待されている、姉さん的な存在にいまやなっているらしい。 でも、H子は一度として 入信を私を含め他の友人にも強制をしていない。 入りたくなったらきてね と、こうだ。 H子が反抗期真っ最中のとき、おきまりのつっぱりロードを爆進。 その結果、まわりは彼女を怖がって、親も近所の人間も、もちろん学校の先生も彼女を突き放し、徹底的に無視したそうだ。だれからも見放され自暴自棄になったとき、創価の信者の男性が、彼女に切々と人の道を説き、創価は君を歓迎するといったらしい。 以来、彼女はすっぱりと不良をやめ、法華経三昧の毎日を過ごして、心安らかな生活を手に入れたとの事。 今でも、H子は信者さんとも信者さん以外の人とも、仲良く過ごして幸せな毎日を過ごしている。 H子が幹部信者として、一般の女としてバランスのとれた自我をもっていられるのは、きっと、入信のきっかとなった男性が、心の底から彼女を心配した(とH子は感じている)から。 たくさんのやさしさを注がれたから、自分も他の人にはやさしく接しよう、とH子は考えている節がある。 私も、H子が信じているのなら、入信しようかな…とふらふらっと考えることが、なんどかあった。 もうひとりの友人A子 彼女はもうこの世にいない。 もともとは私が占い師になったきっかけは、彼女がかかわっているけれども、それは別のお話。 A子とおかあさんはアパートで2人暮らし。 お母さんも働いている様子はない。 お父さんと弟が近くの家に住んでいるとの事。 アレキサンドライトの指輪が自慢で、太陽にかざして きれいでしょ 高かったのよ と自慢げに笑うA子。 (恋人からもらったのかな?)と、私は考えた。 そんなA子はインフルエンザであっけなく、なくなった。 ここではじめてA子の家族の秘密が判った。 なぜ、弟と父が、母と娘が一緒に暮らさないか? A子の母は、熱心な 熱心な創価学会の会員で、学会員以外の人間とは住めないというのだ。 葬式も、父と息子には教えなかったが、弟がどこからか聞きつけて、無理やり葬儀に参入した。 父親は…母親とその知人が、きつくきつく、葬儀にこないで!! と牽制したそうだ。 A子の自慢の指輪はすぐさま質屋に売られ、お布施にかわったという。 はたして、法華経を唱えて、この家族は幸せになれたのだろうか? A子は習志野の自衛隊基地そばの、バラックつくりの寺?の墓地でねむっている、 なぜか鉄条網で囲まれ、だれも、人が訪れない墓地で |
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