NHK岩手県のニュース 盛岡放送局

  • 盛岡放送局
  • 全国のニュース

小沢氏強制起訴 県内の反応

民主党の小沢元代表が政治資金規正法違反の罪で強制的に起訴されたことについて、小沢氏の地元の奥州市水沢区では、小沢氏のこれまでの姿勢を批判する声が聞かれた一方で、擁護する声もありました。
会社を経営する71歳の男性は、「強制起訴は当たり前だと思う。今の政治経済の行き詰まりの責任を誰がとるのか。もっと早い段階で男らしく説明すべきだった」と話していました。
また、歯科医の62歳の男性は、「政治倫理審査会に出てきちんと説明すべきで、遅きに失した。裁判は長くかかると思います」と話していました。
その一方で、接客業の25歳の女性は、「地元の人間からみると権力もキャリアもある人なので起訴されて残念です。外交などで強い指導力を発揮してほしい」と話していました。
また、盛岡市では中心部の繁華街で小沢元代表の強制起訴を伝える地元新聞社の号外が配られていました。
盛岡市の35歳の会社員の男性は、「個人的には起訴されるほどの問題なのか疑問に思うが、起訴されたのは仕方ないので裁判で明らかにしてほしい。小沢さんの主張を信じている県民もいると思うので、しっかりと裁判で主張したらいいと思う」と話していました。
一方、盛岡市の60歳代の調理師の女性は、「小沢さんがやましいことが無いとおっしゃるならば、しっかりと私たちにわかるように説明して欲しいです。裁判で堂々と説明して私たちを納得させてほしいです」と話していました。
岩手県の達増知事は、小沢元代表が強制起訴される前の午前の記者会見で、小沢氏について触れ、「検察審査会が強制起訴の根拠にした元秘書の石川衆議院議員の供述は検察の誘導によって事実と違う供述をさせられたものだと聞いている。
起訴の根拠が大きくゆらいでいるのでまともな裁判はできない。手続きが始まったとしてもそれは無罪を確認するための作業で、小沢元代表もそれにふさわしい常識的な対応をすればいい」と述べました。
達増知事は小沢氏が強制起訴された後、県庁で記者団がコメントを求めましたが、知事は「同じことに答える必要はない」と述べて足早に走り去り、それ以上の取材には応じませんでした。

01月31日 20時02分

岩手県のニューストップへ

ご覧になりたい地域を地図から選んでください

未登録のニュース

登録

解除

    未登録のニュース

    登録

    解除

      マイエリアの登録方法

      表示したい都道府県を最大2つまで登録することができます。

      1. 未登録の場合は「登録」ボタンをクリックします。
      2. 登録したい都道府県を地図から選択します。
      3. 確認ボタンをクリックすると登録が完了します。

      ※登録した都道府県を変更するには「変更」ボタンをクリックします。