第三の隣人 中国朝鮮族

中国朝鮮族嫁の写真と私の中韓朝を斬る日中コラボブログです

10代中国朝鮮族社会の耐えられない軽さ

2007-06-10 00:56:47 | 二人の思い出
 今まで数え切れないほどの中国朝鮮族と会って飯を食ったり取材していたが、その印象を説明すると、30代あたりまではしっかりしているものの、20代前半から10代にかけては、「大丈夫か朝鮮族」と思わずつぶやきたくなることがしばしば。
 いろいろな事例を出してみると、私が嫁の実家に行って、親戚のマンションが開いているのでそこを使うことになったのだが、そこにいた若者二人は私に挨拶もしないし、また別の時に私がお年玉をあげたときも口もきかなかった。「コマスムニダ」の一言もないのである。さすがにこの若者に対しては目があまったため、嫁も遠い日本から来てくれたんだから挨拶くらいしなさいと言ったら、その若者は、日本語分からないからと返したため、[そういう時はきっちり会釈でも最低限はするのよ!自分の言葉でもいいから挨拶くらいしなさいよ!」と言った。最近の子供の浪費振りも酷い。親が韓国や日本で不法就労で苦労して働いているお金を子供湯水の如く使いまくっている。
 一昔までの朝鮮族であれば目上の人が昔話をすれば黙って聞いていたものだが、最近では年寄りの話は聞きたくないらしく、年寄りが「昔はこう苦労した」と話をしても、若者は「それは昔の話。今は今」と話をぶったぎるのである。
 考えてみれば、今の朝鮮族社会を必死に支えているのは40代から50代までの朝鮮族が必死に海外で働いているが、それはすべて子供のためである。子供のために学費を稼ぎ小遣いを稼いでるものの、今の若者は感謝する気持ちがあるのかないのか分からないほどである。
 日本や若者も酷いといえば酷いが、中国の朝鮮族もかなり酷い。
ただし大人の朝鮮族社会にも問題がないとはいえない。韓国人もそうだが、中国の朝鮮族社会もお金の貸し借りは多く、それがトラブルの元になっていることも多いようだ。一昔前なら気楽に貸し借りはよくやっていたが、朝鮮族社会にも資本主義の論理が入ってきたため、貸し倒れしそうに家には一切貸さないところも増えた。そして、あいつの家には「情がない」と言って攻撃することもしばしばあり、かって伝統的な朝鮮族の相互扶助の精神が壊れつつある。
 溶ける日本社会というのは最近の流行り言葉だが、どうやらこれは極東全体にもあてはまる言葉のようだ。
 




スターチス  磯松(いそまつ)科  
4月29日、11月17日の誕生花
花言葉は「変わらぬ心」「永遠に変わらない」「いたずら心」「知識」

此花はよく見かける花ですが、さらに上に咲いた花は始めてみました。

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4 コメント

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Unknown (ナプン羊)
2007-06-10 01:08:34
文化が違っても「ありがとう」と言えないひとはダメに。
ナプン羊様へ (嫁)
2007-06-10 02:34:41
 おっしゃる通りです。人間挨拶は基本だと思います。例の従兄弟等には厳しく言っておきましたが、お年玉をもらったあの従兄弟はどうも知らん振りで困りますね。今の親は子供を甘やかせ過ぎて、子供が親をなめる時代になっちゃいましたね。
ふと思いましたけど (J.J.)
2007-06-10 09:56:25
相手が日本人だからって事は無いのでしょうか?
J.J.様へ (嫁)
2007-06-10 15:45:42
 日本人だからではありません、あの子は親戚らにも同じ態度です。何回言っても変わりませんね。

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