第三の隣人 中国朝鮮族

中国朝鮮族嫁の写真と私の中韓朝を斬る日中コラボブログです

朝鮮民族は過剰な民族主義を売り物にする人が多すぎる

2007-06-01 23:16:07 | 社会
 韓国人にしても在日韓国人にしても中国朝鮮族でも一様に共通して、嫌がられることは、あの過剰な民族主義であると言っても良いだろう。はっきりいうと、過剰な民族主義というものは精神的に人間をどうかしてしまうもので、日韓チャットや日中チャットでも言えることだが、過剰な民族主義を売り物にしてトークする人間は、やはり「頭がおかしい」。毎回言っていることだがこれでもかなり穏当な表現につとめたつもりだ。本当だったら、キ○ガイと言っているところである。
 日本だったら過剰なナショナリズムを持つ人間は、うざがられるものだが、中国や韓国では英雄になるから始末に終えないし話にならない。そんなことを考えていたら、朝鮮日報で、【社説】「韓国には民族主義を売り物にする人が多すぎる」
という記事があった。韓国の新聞というとどうも日本人は格下に見るかもしれないけれど、実は中央日報や朝鮮日報は取材力は日本の朝日・毎日新聞よりも明らかに上であり、日本さえからまなければかなりまともな新聞なのである。
 記事によると、歌手Rainを発掘し、世界的なスターに育て上げた音楽プロデューサー(これ笑うところです)で事業家のパク・ジニョン氏が延世大学で特別講義を行い、「韓国の大衆文化が世界の舞台でより大きな成功を収めるためには、韓流を捨てる覚悟で臨まなければならない」と語った。パク・ジニョン氏はまた「米国が世界の音楽、ドラマ、映画で主流の座を占めているが、その米国にまで出掛けて、韓国の歌手が韓国という国ばかりを前面に押し出していたら、いったい誰が興味を持ってくれるだろうか」という疑問を投げかけた。そして製品に国旗をぶら下げて売るのは、賢いやり方ではないと異例の指摘を行ったという。
 この指摘はかなり正しく、日本では韓流=文化の押し付けというイメージが蔓延し、韓国ドラマの版権が高くなりすぎたため、日本での放映が段々少なくなっているというのは明らかに皮肉である。さらに朴氏は、昨年から各国で反韓流ムードが生じ始め、韓流もかつての勢いを失っているとも指摘している。
 中国や韓国もしくは朝鮮族社会を俯瞰して思うことは、一面的な価値しか認めず、多様性を一切排除する点に対して私は、著しく危機感を持つ。朝鮮族はこうあるべき、あるいは韓国人はこうあるべき論が先行し、多様な理念を認めるほど成長していない。
 もし、朴氏のような多様で複眼的な観点からものを見るような韓国人や在日韓国人そして中国朝鮮族がもし、アジアの中で結集すれば、アジアにとって最大の脅威となろう。しかし、現時点では望み薄というところである。




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2 コメント

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偏狭なナショナリズムでしょうか (日本人)
2007-06-02 01:05:50
韓国より劣る日本の新聞はなんなのでしょう。日本の新聞関係者には切磋琢磨して、国力にふさわしい日本の誇る社会の公器、世界のメディアを目指して欲しいものです。

これもナショナリズムでしょうか?
でも日本の新聞は酷すぎます。高慢な上に怠慢です。怒ってます。
日本のマスコミのレベル (shinwa)
2007-06-02 22:06:31
はっきりいうと低すぎます。テレビにしても同じで実は日本のニュース番組は香港のニュース番組よりも下です。香港の総合ニュース番組を見たときは非常に驚きました。はっきりいうと日本の報道は10年遅れています。

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