民主党・小沢一郎元代表の政治資金をめぐる事件で、検察審査会の議決を受けて、検察官役の指定弁護士が小沢元代表を強制起訴しました。

 去年10月から、検察官役となる指定弁護士3人は約3カ月にわたって補充捜査を進めてきました。指定弁護士は、小沢被告が元秘書らと共謀して「陸山会」の収支報告書に嘘の記載をしたとして強制起訴しました。小沢被告は、これまで一貫して事件への関与を否定しています。検察審査会の議決によって強制的に起訴されるのは、JR福知山線の脱線事故などに続いて4例目になるとみられ、国会議員が強制起訴されるのは初めてです。

ページトップへ戻る