「WBA世界Sフェザー級タイトルマッチ」(31日、有明コロシアム)
ダブル世界戦の計量が30日、東京・水道橋の後楽園飯店で行われ、出場4選手が一発でクリアした。
V3戦を控え、王者・内山高志(ワタナベ)は平常心を強調した。「コンディションはいつもと同じ。ばっちりです。今まで練習してきたことを出して、内山は強いなと言われる試合をしたい」と、淡々とした口調で意気込みを語った。
現在世界戦3連続KO中で、今回もKOの期待がかかる。ただ本人にKOの意識はなく、王座防衛しか頭にない。「試合は勝つことが大事で、おまけでKOがついてくる。勝たないと意味がないですから」とサラリと流した。
挑戦者・三浦は、接近戦を得意としたファイターで、積極的に仕掛けてくることもありうる。それだけに「肉を切らせて骨を断つようなパンチを受けないよう気を付けたい。パンチも気持ちも強い選手ですから」と警戒を強めた。