イギリス人英会話講師が殺害された事件で、逮捕・起訴された市橋達也被告(32)が、逃亡中に沖縄県の離島で潜伏生活を送っていた可能性が高いことが新たに分かりました。
市橋被告はリンゼイ・アン・ホーカーさん(当時22)を殺害したなどとして逮捕されるまで、2年7カ月にわたって逃亡していました。その間、市橋被告が沖縄県久米島沖の島の廃屋で、潜伏生活を送っていた可能性が高いことが新たに分かりました。コンクリートでできた建物の中には、生活用品が残されていたということです。市橋被告は逃亡先で周囲に不審を抱かれると、この島に戻っては潜伏していたとみられます。千葉県警の捜査員が23日、遺留品など段ボール7箱分を回収し、今後、市橋被告の足取りの解明を進める方針です。