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最終更新:2011年1月27日(木) 17時38分

SLに“魂”入れる儀式「火入れ式」

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 JR東日本が復元作業を進めている、60年以上前に作られた蒸気機関車「C61形」のボイラーに火を入れる「火入れ式」が行われました。

 神主らが安全祈願の神事を行う中、行われた「火入れ式」。SLに「魂」を入れる儀式として昔から行われているものです。

 この「C61形」は戦後の旅客需要に対応するため、1947年から33両が作られましたが、75年にすべて引退し、現在は、展示車両として数台が残っているだけです。

 JR東日本は、群馬県伊勢崎市の華蔵寺公園で展示されていたこの「C61形」をおよそ3億円かけて復元し、試運転を行った上で、今年の春以降、高崎市周辺の上越線や信越本線などで走らせることにしています。(27日14:17)

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