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最終更新:2011年1月28日(金) 21時6分

下水道料金を過少申告、広島のスーパー銭湯

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 東証一部上場の大手スーパーが経営するスーパー銭湯が、配管を不正に改造し、下水道使用料を5年間で1億2千万円、過少申告していたことが分かりました。

 「申し訳ございませんでした」(フジの謝罪会見)

 不正があったのは「フジ」が経営する広島県福山市のスーパー銭湯「ぐらんの湯」です。

 「温浴施設の裏側に来ています。こちらの施設では不正なバイパス配管により、合計で3か所、下水の使用量を少なく申告していたということです」(記者)

 その手口は、下水道使用量が少なくなるようメーターを迂回する不正なバイパスを設けるものでした。

 福山市によりますと、メーターには使用量の3割ほどしか流れず、およそ1億2000万円の支払いを免れていたということです。

 フジによりますと、不正は2005年のオープンから5年間にわたっていて、当時の建設部長が「下水道料金が安くなるから」と、独断で行ったとしています。(28日18:02)

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