民主党の岡田克也幹事長は9、10の両日来県し、米軍普天間飛行場の危険性除去や沖縄振興などについて県や県内市町村関係者と意見交換する。党や政府閣僚が相次いで来県することで、沖縄重視の姿勢を印象付ける狙いがある。
9日は沖縄戦時のすべての遺骨を国の責任で収集するよう求めているボランティア団体「ガマフヤー」が活動する西原町の収集現場や戦後の混乱などで義務教育を十分に受けられなかった人たちが学ぶNPO法人「珊瑚(さんご)舎スコーレ」(那覇市)を訪問し、意見交換する。
その後、民主党本部と県連で構成する沖縄協議会を開催するほか、支持団体の連合沖縄幹部との懇談、県市長会会長の翁長雄志那覇市長、上原良幸副知事との会談が予定されている。
10日は知念榮治県経営者協会会長や安里猛宜野湾市長らと会談する予定。