(CNN) 中東ヨルダンの主要都市でも28日、経済・政治政策の改善を求める大規模な反政府デモが行われた。同国の民衆の間では、物価高騰、低賃金、高失業率などに対する不満の声が高まっており、これが今回のデモに発展したとみられる。
警察当局によれば、首都アンマンでは同日、イスラム組織ムスリム同胞団のヨルダン国内支持者ら約3000人がデモを展開。参加者らは、リファイ首相の退陣および議会解散も要求した。他の6都市でも、計約2200人がデモに集結したという。
数週間前、ヨルダン政府は貧困にあえぐ国民の救済策として、減税や日用品の配給などいくつかの経済的措置を講じたが、依然としてこれを不満とする市民らがデモを開始。今回のデモは政府への政策改善を要求するためだけでなく、最近他のアラブ諸国で相次いで起きている自由と政権打倒を求める反政府運動の影響が波及したものとされている。