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エコキュートの騒音で健康被害を受けたとして、群馬県高崎市の住民2人が、公害等調整委員会(大内捷司委員長)に原因裁定を求めていた問題で、公調委は6月28日、東京・干代田区の中央合同庁舎4号館で、初回の審問を開催した。申請人の住民2人は被害状況を主張。
被申請人の近隣に住む住民と住宅の施工会社などは訴えの棄却を求めた。 裁定委員長となった大内委員長は、公調委が5月に現地調査を実施したことを明らかにし、後日調査結果を公表したうえで証拠として採用することを申請人らに伝えた。 また公調委は今後、さらに調査測定が必要か検討する。
次回は9月21日。住民2人は、不眠・吐き気・めまい・頭痛などの被害を訴えており、この被害は近隣住民がエコキュートを稼動させ続ける行為、施工会社とメーカーが給湯器の設置場所・運転に関する適切な対策を行わなかった不作為によるものとして、原因裁定を求めた。
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(プロパン・ブタンニュース 2010年7月5日) |