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学習能力。
金曜日に法整備支援連絡会で大阪まで日帰り出張、土日に東京法哲学研究会で東京出張、月曜の演習を終えたあと火曜日に文科省関係の展示会で説明員を務めるために前日から上京して火曜に戻る予定であのねサイコロの旅じゃないんだから(挨拶)。
Webronzaで「岡崎図書館事件はまだ終わっていない」という高木浩光氏のインタビュー記事が公開されており、まあそのなんだ見る限り高木氏がついに刑法的な因果関係とか故意過失について正確に理解するに至ったらしいのでよかったのではないか。学習能力があるだけ田島泰彦氏より優れていると評価してもよい。もちろん無料部分だけを見て言っていることなのでそのあとどうなったかまでは知るところではないが払う気もないしな。
よかったというのはまあまあ本気で、こういう発言もあってあなたなんでそこまでするかという趣旨の言葉もいただいているが、いやもちろんたとえばこの方にどういう発言があったかということに気付いていないわけではないのだがtwitterなんだからそりゃあ迂闊な一言や二言や三言くらいはあるだろうと思い、まあそれはそれとして私に直接ご連絡いただいたときの態度というのは極めてまともに丁重なものであったし、それよりなにより世界に正しい理解が普及することの価値を思えば私個人の多少の不快感などあったとしても無視すべきものだと思っているのである。それにまあ運動としてのスジの良し悪しとかは別にしてなんか納得のいかないことがあるからモノを言って調べて動けることは動きますという態度は立派なものだと思いますよ。
だからまあ、高木氏についてもよかったと思っているのですよご本人がどういう顔してるのかは知らんけどな。まあ言論の作法において私と相容れるところはないと思いますので、これからも私のいないところでご活躍いただけるといいのではないかと思います。はい。(2011/01/29公開)
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