2009年12月にモーニング娘。を卒業したタレント、久住小春(18)が、2月10日に初エッセー「17歳の転職」(ワニブックス、1500円)を発売することが29日、分かった。
12歳で芸能界デビューし、17歳でモー娘。から“転職”した久住が、生い立ち、卒業の経緯、現在の生活など赤裸々に半生を告白。サンケイスポーツの取材に「小春も17歳で転職し、新しい夢の第一歩を踏み出したように、“何歳でも夢は叶うよ”といろんな人に伝えたくて」と執筆の理由を明かした。
現在、オーガニック食材にハマる久住は、昨夏から千葉県内の農家で畑60坪を借り、野菜を栽培。さらに昨秋、加工されていない食材を極力生で摂取する「ローフード」の資格や、野菜の種に関するシードマイスターの資格も取得した。
健康や食に興味を持ったきっかけについて「私が育った新潟の村(旧和島村=現長岡市)は自然食しかなかったので、上京後、お弁当が続く生活の中で風邪をひきやすい体質になって…」。卒業後、食生活を見直すためスーパーに通い、自炊をするうちにローフードに開眼。「自分の畑も持つようになりました」と笑顔で明かした。月に一度農家に通い、レタスや白菜などを収穫したという。
モー娘。卒業を振り返り、「アイドルになる夢が叶い、人生一度きり、と思った時に、後悔せずに次にやりたいことをやろう、と思いました。今は“十代の畑娘”です」とキッパリ。「今後は昔から憧れていたファッション誌のモデルにも挑戦したいし、いろんな一面を見せていきたい」と18歳の“再就職”に向け、大きな瞳を輝かせた。