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【プロ野球】菊池はDVD50本持ち込む お気に入りプロジェクトX見る2011年1月30日 紙面から
左肩痛からの復活を目指す西武・菊池雄星投手(19)が、春季キャンプで自らを奮い立たせる「プロジェクトX」に乗り出す。29日、埼玉・所沢の室内練習場で31球を投げ込んだプロ2年目の左腕は「今年は自分に期待している」と手応え十分の様子。宮崎県日南市南郷町のキャンプ地にはDVD50本を持ち込み、かつての人気テレビ番組「プロジェクトX」の映像を見て、パワーをもらうプランを明かした。 今季、雪辱を誓う菊池にとっては最適のバイブルだ。プロジェクトXの番組の中で特にお気に入りなのが、京都・伏見工ラグビー部の監督だった山口良治さんと部員たちを主人公にした「ツッパリ生徒と泣き虫先生」(2000年11月放送)。菊池は弱小チームがどん底からはい上がる物語を、昨季からの自分の姿と重ね合わせているようだ。 「僕も去年はいっぱい恥をかいた。ゼロからの出発。もう今年は見栄を張る必要はない。がむしゃらにやりたい」 春季キャンプでは、このDVDを活力源にするという。山口さんは、高校ラグビー部を題材にしたTVドラマ「スクール☆ウォーズ」のモデルとなった教師だが、左肩に違和感を覚えていた昨年の春季キャンプで、このドラマのDVDを全巻見たという菊池。1年後の今年、復活に手応えを感じる中で勇気を得るために選んだのがプロジェクトXだった。 「松本さんは僕の神様ですからね」と、休日の気分転換用にタレント松本人志のDVDも持ち込む。「キャンプの1カ月間はモチベーションの維持も難しい。お笑いも必要。僕の基本です」。菊池らしい発想でプロ2年目の本当の勝負がこれから始まる。 (梶原昌弥) PR情報
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