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【プロ野球】

佑 キャンプに加湿器持参 風邪を徹底予防だ

2011年1月30日 紙面から

勇翔寮からキャンプの荷物を運び出す斎藤佑=千葉県鎌ケ谷市のファイターズタウンで(佐藤哲紀撮影)

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 日本ハムの斎藤佑樹投手(22)=早大=が29日、マイ加湿器持参でキャンプに臨むことを明らかにした。この日はドラフト4位の榎下陽大投手(22)=九産大=が風邪のため、新人合同自主トレを欠席。幸い大事には至らなかったが、斎藤は初のキャンプを最高のコンディションで過ごすべく、体調管理には全力を尽くす。

 合同自主トレ最終日の30日は自由練習で、この日が実質的な打ち上げ。ドラフト6位の斉藤(セガサミー)の発案で一本締めも行ったが、前日はそろいのコスチュームで登場した新人6人衆が1人欠けていた。連日最低気温が零度前後の厳しい冷え込みがたたったのか、発熱を訴えた榎下が午前中に病院へ。インフルエンザ感染という最悪の事態こそ避けられたものの、斎藤も「昨日はそんなに調子悪そうには見えなかったんですが…」と心配そうな表情を浮かべた。

 斎藤自身は昨年末にインフルエンザの予防接種を受けたほか、日常生活でも手洗いうがいを徹底している。コンディション維持には人一倍注意を払っているが、初体験のキャンプは1カ月に及ぶ。長丁場を乗り切るための秘策が加湿器持参だった。

 気密性が高いホテルの部屋は乾燥しやすく、のどを痛めたり、体調を崩すケースが多い。そこで寮の自室で使っている愛用品を沖縄に持って行くことにしたのだ。野球用具や日用品と一緒に加湿器を沖縄行きの荷物にしのばせた斎藤は「風邪には気を付けないといけませんからね」と力を込めた。「暖かいところに行くのでしっかり投げ込みたい」と沖縄でのスパートも予告。万全の体調をキープし、最高の自分をアピールするつもりだ。 (臼杵秀之)

 

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