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【外見】
紺藍髪と真紅眼、尖った耳の男性
左の髪の一部だけ長く、葡萄色のリボンが結われてある。
どこか東洋を感じさせる黒服の上に
烏の羽を集めたような漆黒の外套を肩から掛ける。
その長い外套は足元さえも覆い隠してしまうほど。
足元は常に濃い霧のようなものが漂うばかりで
実体の無い幽霊の様にゆらゆらしてる。
冷たそうな顔。小馬鹿にしたような笑みが特徴的。
【性格】
冷めているのに傲慢。自分の欲に忠実で少々神経質。
外見裏切らず凶悪で冷酷なはずが魔女と契約してから
色々と行動を制限されている為にこれでも大人しくさせられているらしい。
ちなみに性別は関係ないよvっていう両刀。というか恋愛自体は
自分の欲を満たすために必要なら使う道具としてみてる。
好物は人の“精気”。魔族のものが相性が良い。美味しいのは人間。
天使や僧などの浄化されたものは好きじゃない。
ニノ
Nino ニノ
年齢27歳 身長186cm
限りなく白に近い髪(薄らと紫が乗っている白)で右目を隠す
耳より後ろのあたりは肩を越す程の長さ
紫眼の男性 ネクタイ、スーツの上にトレンチコートを羽織っていることもある
外では黒のソフト帽を被っていることが多い
オルトヴィーンの番頭、側近、懐刀。
細身に見えるが結構鍛えられた身体を持ち、射撃を趣味とする。
冷静な性格、穏やかな口調で仕事を手際よく片付ける優秀な秘書。
常に傍にいるように見えるが、命令によれば数人の精鋭部下を率いて行動し、
汚れた仕事を受けているのだとか。“研究”に関することでは自らの独断で行動することもある。
他にも研究所の指揮を任されていたりと社長に次ぐ権力者で
その厚い信頼により大抵の決定権は持っているという。
企業の中で唯一、声の影響を受けていない男でそれを自覚している。
研究員など企業の人々は“声”のことも知らない。
オルトヴィーン
Ortwin オルトヴィーン
年齢37歳 身長178cm
焦茶髪、青眼の男性
基本はネクタイに黒スーツ(ストライプを好む)
金のネクタイピン、たまに縁無し眼鏡
化学物質、繊維、製薬など幅広く取り扱う企業[AQUILA(アクイラ)]のトップ
いくつも研究所を持つ上に軍需産業にも手を貸している企業で
社員や研究員など勤める人々が非常に優秀であることが有名。
規模の大きい研究所には軍部の関係者もいるらしい。
彼自身はその声によって人の感情を操作する能力を持つ。
企業の人々が優秀であるのは声による一種の“催眠状態”であるともいう。
誰もが持つ“眠っている才能”を激励することで表に引き出し
作業の能率や能力を上げているという。簡単に言うと“応援”で企業が栄えている。
勿論、声で洗脳することも可能。元はそれが目的で生み出された能力であるから。
しかしそれでは人は思うとおりに動くだけで、“操る自分”でしかない。
人間らしさを奪う上に、催眠で片付けてしまっては本来“やる気”から生み出される
素晴らしい結果が出ないから自分は“応援”と“手助け”をしているだけで、
それは決して洗脳ではないという。…とか言いながら、他企業相手の会議では
“声”を使ってねじ伏せることもあるらしいので腹黒さを拭えない。