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黒夢、復活ライブ開始1分で中止!!

 黒夢の清春(右)と人時(左)の登場に会場は熱狂したが、わずか1分で中止に=東京・新宿
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 黒夢の清春(右)と人時(左)の登場に会場は熱狂したが、わずか1分で中止に=東京・新宿

 ロックバンド、黒夢が29日、東京・新宿ステーションスクエアでシークレットイベントライブを敢行した。しかし、ファン5000人が殺到し、開始からわずか1分で中止となった。開始直後から人が通路にまであふれ、所轄の警察署が危険と判断し、主催者側も即座に中止を決めた。「完全復活」という位置付けで行われるはずだったライブは、大混乱の幕切れとなった。

  ◇  ◇

 5000人の観客の熱狂が悲鳴に変わった。ボーカル・清春(42)とベースの人時(38)によって復活した黒夢が、舞台に登場してたったの1分。清春がヒット曲「少年」を熱唱途中、メンバー全員が演奏を止めて舞台裏に下がった。突然の出来事に会場は騒然となる中、「警察署からの中止要請で中止が決定しました」とのアナウンス。黒夢の復活劇は、不完全燃焼に終わった。

 土曜夕、新宿駅前と、ただでさえ人がごった返す状況下で行われたライブイベント。事前に所轄署や会場への申請を実施し許可を得た上での開催となったが、いざライブが始まると、通行人も立ち止まり、現場は5000人全員が縦ノリ状態。ケガ人の発生も予想されるとして危険と判断した所轄署からの中止要請を主催者側も即断した。

 黒夢にとっては、昨年1月29日の活動再開発表以来ちょうど1年ぶりの完全復活の場となるはずだった。本来なら2月9日リリースの13年ぶりシングル「ミザリー」も披露する予定だったがそれもかなわなかった。

 出はなをくじかれる格好となった黒夢。99年に無期限活動停止を発表し、09年は「一夜限りの復活、解散」ライブを行うなど、黒夢にとって1月29日はさまざまな因縁がある。そして、今年の1月29日もまた忘れられない日となってしまった。

(2011年1月30日)

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