時事通信社 記事盗用で謝罪
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時事通信社 記事盗用で謝罪

1月25日 5時8分 twitterでつぶやく(クリックするとNHKサイトを離れます)

時事通信社の男性記者が24日、共同通信社が配信したスポーツ記事を盗用して配信したことがわかり、時事通信社は「メディアの倫理に反するもの」として謝罪しました。

時事通信社によりますと、記事を盗用したのは運動部に所属する50歳代の男性記者です。この記者は、24日午前1時前に共同通信社が配信したスキー・ジャンプのワールドカップの結果を伝える記事を盗用したということです。この記事は午前1時半ごろに配信されましたが、記者が、記事の文末に共同通信社の記事であることを示す「共同」の文字を入れて配信したことに気づき、すぐに訂正して配信し直したということです。この記者は、共同通信社の記事をコピーしたことを認めているということで、時事通信社では24日、共同通信社に謝罪しました。今後、社内に調査委員会を設けて盗用などの経緯について調べるとともに、記者の処分を検討することにしています。時事通信社の谷定文編集局長は「今回の行為は、他社の記事を写すというメディアの倫理に反するものです。今後は記者教育を徹底し、再発防止を図ります」とコメントしています。