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ΠΛΑΝΗΤΕΣ

P R A N E T E S

プ ラ ネ テ ス

プラネテスオープニング早分かり講座


スプートニクA:旧ソ連

1950年代アメリカとの冷戦時代にSDI構想が打ち出され、
第2次大戦後から飛躍的に向上した技術に
想像たくましかった科学者がスペースサテライトシテスムを考案。
お互いに相手国の脅威となる衛星を打ち上げる為、
両国がロケット開発に着手。
いずれ月を巻き込むことになる。

スプートニクAに積まれた同名の衛星スプートニク1号は
旧ソ連がアメリカに先じて打ち上げた世界初の人口衛星だ。
楕円軌道で周回し、21日間ほど回っていたらしい。

計測結果から世界初の人口衛星となる。

旧ソ連はスプートニクを打ち上げる前には
3回の失敗を経験している。

サターン5型:アメリカ

1960年台中期、月着陸競争が激化してくると
人や物などを一括して宇宙に放り上げる計画が
旧ソ連、アメリカともに主なやり方となっていた。

「パイロット3人、周回軌道で月に向かって戻る為に
使用する小型宇宙船、月着陸船」の
3つの重量を同時に持ち上げる為にロケットは巨大化の一途を辿った。

ソユーズ:旧ソ連

1960年台初期、アメリカのサターン5型より
一回り大きい荷物を運べる旧ソ連のロケット
性能や開発スピードのほぼ互角の戦いであったこれらの月着陸競争は
1960年代後期に月着陸船を載せたソユーズが
発射と同時に飛び立てずに地上で大爆発。
アポロ11号発射の実に1日前の出来事だった。

しかし、その後も改良を続け、最終的にアポロで息切れしたアメリカが
成し遂げられなかった大型宇宙ステーション「ミール」を打ち上げる。

豊穣の祈り(雨乞い)

昔の人々は天には神が住むと信じられており、
その気まぐれな神の恵みに助けて貰う為の祈りや踊り。

大飢饉や豊穣祈願、肉食に頼ってきた旧人類が
稲作に目覚め、安定した食料の確保が出来た事も
人類の一つの技術の発展である。

かぐや姫

「おじいさん、おばあさん、お世話になりました。
御礼にこの不老長寿の薬を…」

かぐや姫の昔話は今なお、別の天体から飛来した宇宙人説が強い。
最後には迎えの宇宙船が飛来し仲間とともに天に帰る。

おじいさんが切った光る竹は、この近辺を航行中に故障した宇宙船から
脱出したカプセルだと思われる。
救難信号から迎えが来るまでの期間を考えると
約20年はかなり信憑性があるかもしれない。


不老長寿の薬も現代の医学知識では考えつかない
高度な技術で生成された物かもしれないが、

おじいさんは「かぐやの居ないこの世で長生きしてどうするものか」と
富士の山頂にその薬を投げ入れてしまった。

その為、今現在でも富士山は死火山とならず
活火山の可能性を秘めた休眠火山として長い時を生きている。

画像には右上に富士の山が描かれている。

太陽神アポロン(ギリシャ神話)

太陽神アポロンはゼウスのもっとも愛された息子として生まれ、
月の女神アルテミスと双子の兄妹である。
彼は神として、その類まれなる容姿と才気溢れる若者で
しばしば神の世界においても敵を作ることが多く
ペガサスに乗り、他の神と戦う。

画像は右下はイカロス
太陽神アポロンに近づきすぎて翼のロウが溶けたシーン。

月世界旅行記
シラノ・ド・ベルジュラック

太陽世界旅行記
シラノ・ド・ベルジュラック

ガリバー旅行記
スイフト

月世界旅行
ジュール・ヴェルヌ

1726年に出版されたガリバー旅行記の中でガリバーは
天空の島ラピュタ島を訪れており、
ラピュタの天文学者に火星にある二つの衛星について教わる。
それは1877年、実際に発見される151年前に予測されていた。

スイフトは童話作家ではなく物理学者だったそうだが、
何故、当時にこれほどの描写が可能だったのかは謎のままとなる。

1865年に出版された月世界旅行は
人間が月へ行くことを漠然と描いた物語だが
ベストセラーとなり各国で翻訳され
それを読んだ人々に多大なる影響を与えた。

その中には若き日のゴダードやツィオルコフスキーなどが居た。

旧ソ連やアメリカなど各国が何故皆、同時期に月を目標に定めたか。
それらは全てはこの本から始まったのかもしれない。

右上の月に顔があることから有名な月世界旅行を思い出したが
よく観ると、地面の建物の大きさや画像の描き方の状態から見て
ガリバー旅行記と思われる。

古代エジプト文明

ヒエログリフ

どこで誰の壁画なのかさっぱり。
分かるのは文字の種類とエジプト文明ということだけ。
エジプトの文明には翼をモチーフにした壁画が多い。

先に記述したエジプトの太陽神ラーかもしれない。

中国の火箭

読みは「かせん」。「箭」は矢を意味する。

13世紀、すでにに火薬は兵器として使われており、
「火箭」という矢にロケット花火を取りつけただけの、
原始的なロケット兵器が使われていた。

その人類初の火薬による兵器の絵。

また、現代中国語で「火箭」と言うとロケット弾頭を指す。

コンスタンチン・ツィオルコフスキー教授

人類が重力を振り切って宇宙空間に
到達出来るエネルギーを正確に計算。
また、当時のエンジンではそれが不可能なことを証明する。
のちにロケットエンジンの創始者

9歳の頃に熱病に掛かり、難聴となった為
自分で発明した補聴器を使って会話していた。
…と、言ってもただの筒だったのだが。
「宇宙旅行の父」と呼ばれる。

ゴダードのロケット

ゴダードは科学者であり、技術屋で実際に人類が宇宙に
行く為のロケットを模索し始めていた。
ロケットと呼べる為に必要な物は
方向を定めるジャイロ、
ジャイロからの情報を解析するコンピューター、
エンジン軌道修正弁、
ロケットエンジン、
燃料、
酸素が必要だが、
まだゴダードのロケットには
真っ直ぐ飛ぶ為のジャイロとコンピューターが搭載されてなかった。
載せることを思いつかなかったのではなく
まだ二つとも開発されてなかったのだ。
(実際には存在していたがロケットに載せられるほど
小型な物は無かった上に、
個人の資金では限界があった)

ゴダード博士はツィオルコフスキー教授の
液体燃料ロケットエンジンの理論を元に
ロケットを高高度まで飛ばすことに成功している。
「近代ロケットの父」と呼ばれる。

V2ロケット:ドイツ

第2次大戦中、ドイツの科学者フォン・ブラウンに
弾道ミサイルの依頼が舞い込んだ。
戦争中は軍の活躍の裏に必ず科学者の影がある。
科学者は貧乏だった。
敵国を倒す為なら軍は資金援助を惜しまなかった。

科学者達は自分の研究している分野を飛躍させたく、
それらの資金援助に飛びついた。
いずれ、自分の研究している技術が人類の為になることを信じて。

フォン・ブラウンも自分を騙しながら必死にミサイルの製作に挑んだ。
ゴダードのロケットから30年。
V2ロケットは初めて「ロケット」として
主要な機能全てを搭載した「ミサイル」である。

戦後フォン・ブラウンはアメリカに渡り、アポロ計画に参加する。

V2ロケットの着弾精度は素晴らしく
当時ドイツと戦っていたイギリスに対し
ロンドンの都市を壊滅させるのに充分な威力を発揮した。

スプートニク2号:旧ソ連

スプートニク1号の成功を機に
すぐさま改良を加えたスプートニク2号を
旧ソ連は発射、成層圏を突破し楕円軌道に到達。

数十日間、宇宙に滞在したのちに落下したのだが
アメリカを情報心理で震え上がらせるのには充分だった。

下に見える明かりは街の灯もあるが
くすぶる各地の紛争の火もある

画像はスプートニク1号の間違い。


スプートニクは5号まで打ち上げられた。

ライカ犬「クドリャフカ」:旧ソ連

人間が安全に物事を運ぶ為にはつねに動物実験が行われてきた。
宇宙開発でもそれは例外ではなく、
旧ソ連は最初の実験に人間のパートナーとして
大人しい犬を選んだ。

しかし、生きて帰る道はまだ人類の技術では不可能だった。

スプートニク2号搭乗

マーキュリー2号:アメリカ

マーキュリー計画でアメリカ初の宇宙飛行士が飛んだのは
マーキュリー3号で、宇宙滞在時間はたった16分。
映像では横を向いているが、実際には地球に対して底辺を
地表に向けた垂直の状態で飛んでいた為、機体の窓からは地球を見ることが出来ず、
小さなテレスコープを使用して地球を確認するしかなかった。

猿「キャプテン・ハム」:アメリカ

旧ソ連の犬は有名だが、当時2番手に居たアメリカの動物実験は
あまり有名ではなかった。

マーキュリー計画はスプートニクとは違い最初から
人間を地上に戻すことを想定して作られた機体で
この動物実験にアメリカは成功と失敗を繰り返している。

マーキュリー2号搭乗

宇宙ステーション「ミール」:旧ソ連

月着陸競争に負けた旧ソ連が自国の威厳を取り戻す為に
世界初の宇宙ステーションとして建造された。

冷戦終結後はドッキングハッチの規格も公表され
アメリカの宇宙飛行士も滞在したり
人類の宇宙滞在最長記録も作っている。

2003年まで活動する予定だったが人災によって2年ほど寿命を縮める。
しかし、それでも当初の計画予定の1年も長く使用された。

宇宙開発計画の遅れから長く浮ぶことになったミールだが、
外見の綺麗さとは裏腹に内装はコンピューターの性能も含め、
かなりヒドイ有様だったことをアメリカの宇宙飛行士が告げている。

ちなみに一回でこれら全てを持ち上げた訳ではなく
3回に分けて持ち上げられた。

国際宇宙ステーション:15ヶ国(IGA)

急いで開発が進められている現在もっとも大掛かりな宇宙計画。

ミールで培われた多国ドッキング計画をさらに推し進め
全てのベイ、電力、技術に公的規格を設け、それぞれの国で建造し
打ち上げ、宇宙で組み立てる計画。

この計画に日本は日本初のスペースシャトルの計画も入っている。
(ただし無人機)

スカイラブ1:アメリカ

アポロ計画が終了したのちアメリカが打ち上げた宇宙ステーション。
旧ソ連に比べ、アメリカのロケットは大掛かりな荷物を持ち上げることが出来ず
こじんまりと収まったステーションを持ち上げた。

アポロを積んだロケットと同じサターン5型を使用し、
月往復船と着陸船の部分を全て居住や研究空間に改造した。
現在はすでに役目を終えている。

スペースシャトル
「エンデバー」:アメリカ

空中分解を起こした「チャレンジャー」の設計図を元に
代替機として建造されたスペースシャトル。
初期型のチャレンジャーに比べ
コンピュータの大きさは1/2に性能は3倍になった。
宇宙飛行士として毛利氏が搭乗している。

近年コロンビア号の爆発でスペースシャトルの耐用年数が問題となり、
スペースシャトル全機に再整備が掛けられた。

ハッブル宇宙望遠鏡:アメリカ

地球上では大気と地球の重力のゆがみで遠くの星の観察がしにくい。
ならば空気の無い宇宙空間に直接設置すれば良いという発想から生まれた

無線とコンピュータ技術が可能にした宇宙では小型な望遠鏡だ。

現在2度のレンズ交換と整備が行われているが、
当初に予定していたより機械部分の性能が思わしくなく
成果を上げつつも予算の関係でゆっくりと使用されている。

ロケット:アメリカ

このロケットの経緯はアメリカ製の物。
全てにUNITED STATESのロゴが見える。

背景の世界地図は今までに各国が飛ばした衛星やロケットの航宙路。
ロケットが飛ばせる地域は物理学的に赤道近辺に限られる。
地球の自転軌道と重力が必要な為、磁極付近では衛星軌道まで上げられない。

宇宙服

一瞬の映像だが、多分物語りの後半メインになると思われる
木星探査船に搭載される最新式船外活動宇宙服。

横顔がなんとなくキングゲイナーに似ている。

宇宙から見るオーロラ

宇宙からはカーテンではなく立ち上がる壁のように見える。
地球の大気が揺らめいた所に太陽から来る電磁波の波がぶつかって起こる

ボストーク1号:旧ソ連

「地球は青かった」という有名な言葉を残した
人類初の宇宙飛行士ガガーリンが搭乗した
ボストーク1号は近年
人類初ではないかもしれないという話が浮上している。

同じ旧ソ連製にそれ以前に打ち上げられた宇宙船があった。
しかし着地地点に失敗。
冷戦時、敵対していた国に降りた為、捕虜となってしまった。

旧ソ連としては国に強力な英雄を必要としたのでこの事実を消去し
新たにガガーリンを抜擢したと噂されている。

サターン5型:アメリカ

第2段ロケット切り離し後
エンジンを保護しているリング部分の切り離しをする。
アメリカはエンターティメント精神が旺盛で
何かにつけていろいろな所にカメラを配置している。

地上に居る納税者に結果を報告することや
旧ソ連へのあてつけに数字の羅列や難しい単語より
実際の映像が一番説得力を持つと判っていたからだ。

有事の際の確認作業にも使えるので
かなり様々なカメラが開発され、
最終的には地上からの操作でも行える小型のボール型撮影ロボットを
制作するにまで至った。
スペースシャトルの船外活動映像はそれらで撮影されている。

アポロ11号:アメリカ

着地する瞬間、足の下で折れ曲がるコンタクトバーは
猫のヒゲのようなものだ。

月には1/6の重力で地球上より軽い。
そこで液体燃料の逆噴射のみで着陸する仕組みだが、
重量をギリギリまでカットした為
着地の際の足元の窓ガラスが削られた。

着地方法は地面が近くなったら逆噴射をストップして自由落下する。

しかし視界が全く無い状態でどうやって地面が近いことを調べるか。

その為に生まれたアイデアがコンタクトバーだ。
バーが地面に接触して折れると
コンタクトライトが船内で点灯する。

その時に噴射のスイッチを切れば安全に着地出来る仕組みだ。

アームストロング船長

風の無い月では地面に残る足跡は半永久的に残る。
人類初の月面着陸を果たしたアームストロングの足跡が
今でも残っているそうだが、
最初の一歩は梯子の乗り降りの場所であることと
脱出用ロケットの反動の所為で多量のチリが巻き起こり
多分、残ってない。


プラネテスのオープニングはほぼ全ての有名宇宙船を網羅しており
たった1分で人類の航宙史を観ることが出来る素晴らしさです

ただ、残念なのはやはりロシアのロケットが若干少ないこと。


あと豊穣や最初に出てくる各歴史の背景画がいくつかあるけど
歴史は全く分かりません。


おまけ

神舟五号:中国

地上着陸を意識したロシアタイプ収束式ロケットの形を取る。

日本はお金や技術の面で
「やらなかっただけ」と主張する日本の科学者も多い。
その上、TVなどの報道メディアでも
「日本は抜かれたという気は無い」と放送されているが、
「やれるけどやらなった」は「やってないのと同じ」で全く意味が無い


責任と品質に厳しい日本の体制では今後も有人飛行は無理と思われるが
(前記したが日本の製造中のスペースシャトルは完全無人機)

これでもし少しでも日本という国が宇宙に対して
関心を示してくれたらと思う。


中国、おめでとう。
日本ももう少し頑張れよ。