民主党・小沢一郎元代表の政治資金をめぐる事件で、検察官役の指定弁護士が、週明けにも小沢氏を強制起訴する方針を固めたことが分かりました。

 陸山会の収支報告書の虚偽記載事件をめぐり、検察審査会の議決を受けて去年10月に検察官役となる指定弁護士に選任された大室俊三弁護士ら3人は、特捜部から引き継いだ捜査資料を読み込んだり、新たな証拠を集めるなど補充捜査を進めていました。約3カ月にわたる捜査はほぼ終結し、指定弁護士は週明けにも小沢氏を強制起訴する方針を固めたということです。小沢氏は、これまで一貫して事件への関与を否定しています。検察審査会の議決によって強制的に起訴されるのは、4例目になるとみられます。

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