手づくりボイラーが爆発、男性が顔面に大けが=中国・遼寧

  遼寧省瀋陽市康平県の民家で26日午前7時ごろ、手づくりのボイラーが爆発した。そばにいた住民男性が顔面に大けがをして、病院に搬送された。慧聡消防網が報じた。

  同日朝、いつものようにボイラーに点火したが、約20分後に爆発した。そばにいた住民男性がボイラーの破片を受け、顔面を骨折するなどの重傷を負った。手術を受けたが、予断を許さない状態という。

  中国北部では、熱水をパイプで放熱器に導く方式の暖房装置を設置する建物が多い。爆発を起こしたボイラーも、暖房用の熱水を供給するためのものだった。

  瀋陽市では、品質技術監督局などが1月中旬、正規の工場で生産されたのではない危険な手製ボイラーを使っている例が目立つとして、1カ月間の集中取り締まりと処罰強化を始めたと発表したばかりだった。(編集担当:如月隼人)

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