ゲットライセンス<二輪免許を取って、バイクライフを始めよう!

AT二輪車とは・・・ クラッチ操作を必要としないスクーターを中心とした二輪車です。
「オートマチック・トランスミッション、その他のクラッチ操作を要しない機構がとられており、クラッチ操作装置を有しない大型自動二輪車または普通自動二輪車」(道路交通法)をさします。

取得可能年齢:16才〜
取得方法:運転免許センター(試験場)等での受験
注)地域によって異なります。

AT限定二輪免許とは・・・ AT二輪車のために設定された免許で、運転できるバイクはAT二輪車のみとなります。
MT(マニュアル)車と違いクラッチ操作が不要なため、技能教習時間も少なく設定されています。

AT限定普通二輪免許を取得する方法

原付免許以外の二輪免許を取得する場合は、次の2通りの方法があります。

① 教習所を利用する

二輪に乗るために必要な学科や実技が学べ、確実に運転技術が習得できるので、お薦めです。また、指定自動車教習所の卒業検定に合格すると、免許取得試験での技能試験が免除に。

指定自動車教習所とは・・・ 資格のある指導員が配置され、教育施設、教育内容が道路交通法の定める基準に適合し、公安委員会が指定した自動車教習所のこと。

② 運転免許試験場での
  ダイレクト受験

実技・学科とも、運転免許試験場での受験です。

フロー図
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原付免許や普通免許(四輪)などを持っている場合は、教習所での教習内容や教習時間数、免許試験での受験内容などが変わる場合があります。

教習所の教習内容

[入学資格]

16歳以上
視力検査(両目で0.7以上 他 ※メガネ、コンタクト使用可)
色彩識別検査、運動能力検査、聴力検査

① 適性試験

性格など、運転適正の検査です。

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② 学科試験

交通法規や安全運転のマナーなど、運転に必要な知識を2段階制で学びます。また、全ての学科教習修了後、理解度を測る試験(効果測定)があります。

※普通免許(四輪)を所有している人は、二輪特有の交通法規や安全運転マナーを1時間だけ受講します。
※AT小型限定普通二輪免許などを所有している人は、学科教習が免除されます。

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③ 技能教習

教習所のコースを使って、実際にバイクを運転しながら、知識と技術を学びます。
2段階制で、各段階ごとに運転技能を測る試験(みきわめ)があります。

1段階:「走る」「曲がる」「止まる」といった基本操作の練習
2段階:交通ルールに従った基本走行と、運転に伴う危険を予測した運転の練習

 

(卒業検定でポイントとなる課題例)

【直進狭路】

通称「一本道」と呼ばれる、幅30cm長さ15mの細い板の上をバランス良くゆっくり走行する課題[目標通過タイム:7秒以上]

坂道発進

勾配率約10%の上り坂の途中に設けられた停止線で一時停止し、後退することなくなめらかに発進する課題[ポイント:発進時に1m以上後退すると、検定中止]

スラローム

4.5m間隔に置かれた5本のパイロンの間を、縫うように連続してリズミカルにクリアしていく課題。[目標通過タイム:7秒以内]

急制動

時速30km以上で走行し、ブレーキをロックさせることなく短距離で停止する課題[目標停止距離:路面乾燥時 8m以内]

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④ 卒業検定
(技能試験)

試験官立会いによる、運転技能試験です。
教習所内に設定された検定コースを運転し、試験官による採点を受けます。

 

70点以上で合格! ※持ち点100点からの減点方式

卒業

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原付免許や普通四輪免許を持っている場合は、教習内容や教習時間数が変化します。詳しい教習内容や、受講費用などは、お近くの教習所にご確認ください。

卒業したら、免許試験を受けに行こう!

免許の申請手続きに必要な物/費用

  • 卒業証明書(指定教習所で卒業試験合格した人のみ)
  • 住民票の写し(発行後6ヶ月以内。本籍地の記載があるもの)
  • 顔写真(撮影後、6ヶ月以内。タテ30mm×横24mm)
  • 筆記用具(HB以上の鉛筆、消しゴム 等)
  • 印鑑(認め印で可)
  • メガネ、コンタクトレンズ(視力矯正が必要な人の場合)
  • 運転免許申請書(試験場にあります)
  • 受験票(試験場にあります)
[費用] 受験料 3,300円    
交付手数料 1,800円 合計 5,100円

※ダイレクト受験の場合は、取得時講習料(12,300円)と応急救護講習料(3,600円)が、 別途、必要です。

※記載費用は、法令で定める標準額です。詳しくは、各都道府県公安委員会または運転免許センター(試験場)にご確認ください。

免許取得までの流れ

① 適性試験

試験場で、必ず行われる簡単な身体検査です。
公道を走行するために必要な内容を検査するもので、この検査で「不適正」とみなされた場合、免許交付の資格が与えられません。

  • 視力検査(両目で0.7以上 ※メガネ、コンタクト使用可。)
  • 色彩識別検査(赤・青・黄の3色が識別できること)
  • 運動能力検査(二輪車運転に支障を及ぼす身体障害がないこと)
  • 聴力検査(90デシベルの音が10メートル以上の距離で聞き取れること ※補聴器使用可)
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② 学科試験

正しい交通ルールやマナーについての試験です。(試験時間 60分)

※普通免許(四輪)、小型限定普通二輪免許所持者は免除

文章問題 90問 交通ルールを中心とした問題
イラスト問題 5問 イラストによる危険予知の問題
95問中、90%以上正解で合格!
アドバイス!
  • 市販の問題集などで、前もって勉強しておきましょう。
  • 近くのバイクショップで、お薦めの問題集を聞いてみるのもいいでしょう。
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③ 技能試験

検定コースを運転し、運転技術を習得しているかを確認する試験です。

※指定教習所で卒業検定を合格した人は免除

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合格
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④ 取得時講習

運転に係る危険の予知や、正しく安全に乗るための乗り方や知識を学びます。(実技 3時間)

※指定教習所で卒業検定を合格した人は免除

⑤ 応急救護講習

交通事故現場での負傷者を救護するために必要な応急処置を学びます。(座学 3時間)

※指定教習所で卒業検定を合格した人は免除

免許交付
免許を取ったら
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