2011年1月29日 12時52分 更新:1月29日 13時3分
会社役員の男性から約500万円を脅し取ろうとしたとして、警視庁組織犯罪対策4課は29日、指定暴力団山口組弘道会小松組組長、椎名数男容疑者(56)を恐喝未遂容疑で逮捕した。
逮捕容疑は、昨年5月、男性に数千万円を貸し付け、その後「手形を回すぞ。会社がつぶれてもいいのか」などと脅したとしている。
弘道会は6代目山口組組長、篠田建市(通称・司忍)受刑者(69)=銃刀法違反で服役中=の出身母体で、警視庁は小松組を弘道会の東京進出の先導役とみている。昨年、小松組が港区から台東区内に組事務所を移転した際には、住民らが事務所撤去を求める暴力団排除運動を起こしている。