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2011年1月28日(金) 19:15 |
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1万円札偽造などの罪 男に判決
去年3月、倉敷市の食料品店などで偽造した1万円札を使用したなどとして罪に問われている男の裁判員裁判で、岡山地裁は懲役4年6ヵ月の実刑判決を言い渡しました。
判決を受けたのは、福岡市の無職・原口雄太被告(29歳)です。 判決などによりますと、原口被告は去年3月、仲間と共謀してカラーコピー機で1万円札を86枚偽造した上で、倉敷市の食料品店など、倉敷市や山口県下関市の8ヵ所で偽の1万円札8枚を使用したとして、通貨偽造・同行使の罪に問われています。 28日開かれた裁判で、岡山地方裁判所の田尻克已裁判長は、「お年寄りが店番をする個人商店を狙って犯行を行っており、計画的かつ卑劣な犯行である」とした上で「公判を通して反省も深めつつあり、更生への強い意志があることも認められる」として求刑の7年に対し懲役4年6ヵ月の実刑判決を言い渡しました。
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