「アトラーな人々」

　　店のすぐ近くに、老舗のような名前の蕎麦屋さんがある。
　　そこのお兄さんは、タレントでいえば、出川さん　と
　　江○滋さん　を合わせたような人。
　　そのお兄さんは、最初会った人はどこか一寸人とちがった
　　ところがあると思うはず−。初めての人にもまるで、羞恥心
　　のようなものがなく話される。何かおもしろいところが
　　あり、いわば少しだけ？ヌケているのかも。(^_-)
　　その証拠？に、そのそば屋に一日千円で働いているとのこと。
　　そう、一時間７００円くらいの今のことですよ。
　　そのお兄さんへも、インターネットで歌くらいのページを開
　　いてもらおうと、２、３度したが、それから進まない。
　　趣味は何なの？　と聞けば、「僕？、物理」と言わはる。

　パソコン教室を２０名で一緒に勉強した学級に、私が
　「ウオーリーさん」とニックネームした人がいた。
　出席番号も続いていて、席が前後の関係もあり、親しく
　していただいていた。見るからに人のよさそうな人。

　この仕事−店を始めて、あまりにもお客も来ないし、まず
　知人だとハガキなどしていた。
　すると、しばらくもしないうち、奥様、娘さんを連れそわれ
　店に来られた。しかも、きれいな花束などいただいた。
　娘さんは、なんとパソコン講師もされるような人−。わが
　店のパソコンにもさわっていただき、父上のウォーリーさん
　には、こちらがネットで「よいおすすめページ」などご紹介
　していた。
　ところがところが、なんたるチア。先に記事していたように
　わが店の床下のヘドロを取りに、丁度バキュウム車が来た
　のだった。
　ウォーリーさんの奥様も上品な感じの方で、あまり気にとめず
　しばらくお話し、ほどよくネットをされ帰られたが・・・。
　その節は家族のみなさまでありがとうございました。
　

　
　

　この店は、「町の小さなネットカフェ」と、小さな　をつける
　くらいだから、やはりスペースは狭い。　契約書で見ると、５
　坪を切る。
　そして、何とも場所は古いモールの中にあって、ご多分にもれ
　ず、ガレージ通りのように通る人も少なく、ガランガラン。
　何もかもふるいので、店の床の自分のいる側も、さびついた鉄
　蓋のようなものがあり、覗いてみれば、ピットのようなものに
　ドロドロのヘドロ。
（〜後これは、きれいに掬い取り、砂を撒いてきれいにした。）
　
この鉄板を作り変えてもらおうとしたが、地元の業者は様子を
　知っていて拒んでいるのか来ない。
　それではと、自分の住んでいる方の、一寸知っている水道屋の
　おじさんに個人的のように頼んだ。

　この人がアトラーな人。顔は　伴淳三郎　といったようで全体的
　そんななかんじ。なんとこのおじさんに、工賃・材料ともタダで
　やってもらえたのだ。いくらいってもとられない。
　その代わり、今度　エクセルを習おう　とのことだった。
　ともかく、ゆかいなアッパレの人です。

　次の、第３のアトラーな人々は、お客？第１号のネット友。

　なかなかお客さんらしき人は来ない！ココで「ネットカフェ」
　を始めているのを誰からも知らないのだから・・・。
　しかし、場所としてはスーパーの入り口だし、そう広告の
　必要もなく、そのうちわかるさ！　とタカをくくっていたが
　それにしても来ない。

　第１号のお客さんは、なんとネット友。といっても、記事に
　接したばかりの人。
　トピックは、こちらが「ネットカフェ〜ネットもっている人も？」
　と出していたものに、記事をくれた人。
　ところが、この人　「おじたんとデート。。。して」などと書いた
　ような人。始めマユツバものと思ったが、結局一番客となって
　話てみれば、まともそうな人。そして、頼みはなしにのに、パソコン
　に「メッセンジャー」を仕掛けて帰られた。
　もし、配役をあたえれば　上岡竜太郎？

　おっと、この一番客？には使用料金？をもらっていませんでした。

　

　前の記事に書いたように、友達にもほとんど知らせていない。
　唯一知らせたのが、高校の時以来だが日頃あまりレンラクを
　とっていなかった彼女。
　ほんとうの親友は、ずっと会っていなくても昨日のように話せる。

　開店の第一日目の朝の通勤、なんと私の乗る電車から彼女が呼ぶ
　ではないか。なんと、店のことをちょっと話していただけだけど
　手伝いに来てくれるのだ。
　開店の一日目はやはり、不安で孤独な中、彼女はお昼までいて、
　あちらこちら店の汚れを掃除してくれた。
　よく汚れている、タイルなどまだ油がこびりついたところがある。
　前は、焼きそばなど焼く食べ物屋。その前は魚屋でもあったらしい。

　しかしこの彼女、なんともアトラーなのが、２日目も電車に乗って
　いて（もちろん手伝ってくれるため）、３日目も電車にまた彼女を
　見た時さすがに笑った。〜まったく明日も来るとか言わないのだから。
　（ふつう、いくら来てくれるといっても２日くらい？）
　３日とも昼まで手伝ってくれた。−もつべきものは友達デスネ。(^_^)

　　実は、この彼女の前で、ついにわがお客１号は見せられなかった。
　　エエッ〜でしょう？〜つまり、３日お客が。。。(^^ゞ