広島市東区のマンションで2人の子どもを窒息死させたとして逮捕された母親が28日、殺人の罪で起訴されました。広島地方検察庁は、母親には精神疾患が認められるとしながらも責任能力はあると判断しました。
起訴されたのは、広島市安佐北区の無職・高石恭子被告です。
起訴状によりますと、高石被告は、去年10月4日の未明、広島市東区の自宅マンションで1歳の長男と4歳の長女を手ぬぐいで首を絞めて窒息死させたとされています。
高石被告について、広島地検は去年10月20日から今月24日までのおよそ3か月の間、鑑定留置していましたが、犯行時責任能力はあったと判断しました。
一方で精神疾患も認められるとしていて、裁判では責任能力の程度が争点になりそうです。(1/28 19:21)
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