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【ゴルフ】

桑田真澄氏がプロゴルフ参戦 5月に下部ツアーに

2011年1月28日 紙面から

 日本ゴルフツアー機構(JGTO)の下部ツアー、「チャレンジトーナメント」に元巨人投手の桑田真澄さん(42)が挑戦することが、27日分かった。桑田さんが出場するのは、5月26、27日に、岐阜県可児市の富士C可児クラブ可児ゴルフ場志野コースで行われる第3戦の「富士カントリー可児クラブチャレンジカップ」。主催者推薦として出場する。

◆「プロゴルファーの姿勢を勉強したい」

 ツアーへの登竜門であるチャレンジツアーはプロ野球で言えば“2軍戦”。昨年、コカ・コーラ東海クラシックで優勝するなど、ツアーで活躍している松村道央も2007年のチャレンジツアーで賞金王になり、ツアー出場権を獲得した。プロツアー出場権を持たないプロが腕を磨き、ステップアップをしていくための大切な大会。

 そのチャレンジツアーに桑田さんが出場することになったのは、ちょっとしたきっかけだった。桑田さんの弟の泉が現役プロゴルファーで、その泉を通して、ゴルフ関係者の一人と桑田さんが出会った。話はとんとん拍子に主催者推薦出場へとつながった。

 ただ、チャレンジツアーは下積みのプロにとって生活をかけた大事な大会でもある。ゴルフ関係者からの出場要請を、当初は固辞したという。しかし、主催者側の「チャレンジツアーの存在をPRするにはいい機会」という熱意に「プロに迷惑をかけない出場枠があるなら」の条件付きで、アマチュアとして推薦出場を承諾した。

 桑田さんはベストスコアが70で、現在のハンディキャップは1〜2という腕前。「プロゴルファーはプロテストに合格しても試合に出場できるわけではない。QT(ツアー予選会)とかチャレンジで頑張らないとツアーに出られない。そんなプロゴルファーの姿勢を勉強したい」と語っているそうだ。生活をかけて戦うプロゴルファーの厳しさを肌で感じることは、将来、プロ野球の指導者を目指す桑田さんにとっても、決してマイナスにはならないだろう。

 下部ツアーとはいえ、れっきとしたプロによるトーナメント。チケットを購入すれば、観戦も可能だ。

 

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