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【サッカー】

ザック、香川代役は誰? 布陣も変更か

2011年1月28日 紙面から

 香川の離脱により、ザッケローニ監督は代役の選出を余儀なくされた。藤本淳吾(名古屋)か柏木陽介(浦和)か、それともシステムの変更か。27日午後、日本代表は非公開練習でその善後策を練った。

 「(香川の離脱は)残念だ。彼は必要だった」とザック監督。韓国戦の翌朝(26日)、香川が精密検査を受けるためにドーハ市内の病院へ向かったときには「大丈夫だと思う」と軽傷見込みだっただけに、さすがの名将も、ショックの色は隠しきれなかった。

 この日は、急ごしらえの布陣を試したとみられるが、非公開だったため、詳細は不明。最も可能性が高いのは藤本をそのまま空いた左MFか、もしくは右MFに起用。岡崎慎司(清水)が左か右のMFに入るというもの。2つ目は、本田圭佑(CSKAモスクワ)を左MFに回し、トップ下のMFに柏木を起用する方法だ。

 柏木は1次リーグ最終戦・サウジアラビア戦(17日)で、負傷欠場した本田圭に代わって先発・フル出場した経験がある。だが、既に敗退が決まっていた相手に対しても球際が弱く、ボールを簡単に失う場面が頻発した。アジアナンバーワンの座を決める大舞台で、パワフルなオーストラリア相手では、危険な選択肢だ。

 また韓国戦の後半のように細貝萌(アウクスブルク)を入れて、4−3−3にする策もあるが、守備的すぎて、スタート時の布陣にはふさわしくない。

 ザック監督は「このチームはピッチで全力を出し切る、自分たちが持っている力を出し切るところがすばらしい」と言い切る。ポスト香川は誰がベストか。布陣は…。百戦錬磨のイタリア人監督といえども、悩みは深い。 (原田公樹)

 

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