偽装結婚の仲介をしたとして、県警国際組織犯罪取締本部と相模原署は15日、川崎市幸区河原町1、無職、茨田浩亨(ばらだひろあき)容疑者(26)を電磁的公正証書原本不実記録・同供用容疑で逮捕した。容疑を認めているという。
逮捕容疑は偽装結婚ブローカーの男(47)=同罪で起訴=から指示を受け、昨年9月2日、日本人配偶者としての在留資格を改めて得ようとしていた中国人の女(21)と、川崎市幸区小倉の鉄筋工、生方純一容疑者(27)=同容疑で11日に逮捕=の虚偽の婚姻届を、東京都大田区役所に提出させたとしている。
同本部によると、中国人の女は一度偽装結婚した日本人男性と離婚の手続きをしており、在留資格が今年2月10日までに迫っていたという。【中島和哉】
毎日新聞 2011年1月16日 地方版