偽装結婚を繰り返したとして、府警国際捜査課は18日、住所不定、会社役員、佐々木寛被告(64)=公判中=と韓国籍の女ら計5人を公正証書原本不実記載・同行使などの疑いで逮捕したと発表した。いずれも「在留資格を得させて金を受け取る目的だった」などと容疑を認めているという。
佐々木容疑者の逮捕容疑は08年1月、自分と韓国籍の女(39)の虚偽の婚姻届を大阪市中央区役所に提出し、偽装結婚するなどしたとしている。
同課によると、佐々木容疑者は偽装結婚のブローカーとして他にも2件を仲介し、女らから計約350万円を受け取っていたという。【茶谷亮】
毎日新聞 2011年1月19日 地方版