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ナニワの政(まつり)

大阪市タウンミーティングを監査請求へ

2010年07月07日

 橋下知事は6日、大阪市生野区で4日に市主催で開かれたタウンミーティングに職員が多く参加していたとして、日曜日の休日出勤で必要になった人件費の総額を監査請求する方針を示した。知事は、「余分な費用がかからない平日やればいい。それから(市議補選の)選挙期間中にやる必要はない」と述べた。

 監査請求は、知事が代表の地域政党「大阪維新の会」が行うという。知事は、維新の会も公認候補を擁立している大阪市議補選(生野区、被選挙数1)の告示後にタウンミーティングが開かれたことについて、「こんなの市役所がやっていいのか」とし、「選挙運動の対象区で、税金使って、市職員をフル活動して、人集めも全部市役所の力を使っている」と批判した。

 さらに、市を「税金をむさぼるシロアリ」と例え、「市役所は即刻解体しないといけない」と訴えた。

 これに対し、平松邦夫市長は「あまりにも市職員を愚弄(ぐろう)する発言。すべての公務員が悲しく思うのではないか」と述べた。

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