夜間のトラック 無料化を検討
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夜間のトラック 無料化を検討

1月28日 17時14分 twitterでつぶやく(クリックするとNHKサイトを離れます)

大畠国土交通大臣は、28日の閣議のあとの記者会見で、今後の高速道路の無料化の社会実験に夜間のトラックを対象に長距離を無料にする新たな措置を盛り込む方向で検討していることを明らかにしました。

高速道路の無料化の社会実験は、現在、地方を中心とした全国のおよそ20%に当たる区間で、すべての車種を対象に無料とする形で実施されていて、平成23年度予算案では現在と実質的にほぼ同じ規模の1200億円が計上されています。これに関連して大畠大臣は「現在の実験の効果を検証するとともに、物流への効果を考慮して、夜間のトラックを対象とした無料化を含めて、車種や時間帯を工夫する検討を進めている」と述べて、平成23年度の実験の内容に夜間のトラックを対象に長距離を無料にする新たな措置を盛り込む方向で検討していることを明らかにしました。そのうえで大畠大臣は「来月の上旬ごろに社会実験の内容を発表したい」と述べ、今後、具体的な区間などの取りまとめを急ぐ考えを示しました。