休暇分散化で民主党が修正案
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休暇分散化で民主党が修正案

1月28日 12時11分 twitterでつぶやく(クリックするとNHKサイトを離れます)

政府が春と秋に導入を目指している「休暇の分散化」に関連して、民主党の作業チームが、分散化は10月のみの実施とし、全国を3つのブロックに分けて実施するとした修正案を検討していることが明らかになりました。

休暇の分散化は、大型連休に観光地に集中する旅行客を分散させることで観光の促進を目指すもので、政府は5月と10月に全国を5つの地域に分けて時期をずらして5連休を設定する案を示しています。しかし、5月の大型連休は「国民生活に根付いている」などとして反対意見も多いということで、民主党の作業チームが検討している修正案が明らかになりました。それによりますと、休暇の分散化は10月のみの実施とし、▽北海道、東北、中部北陸、北関東は6日から、▽東京、神奈川、千葉、埼玉が13日から、▽近畿より西が20日から、それぞれ5連休を設定し、来年からの導入を目指すとしています。そのうえで年間の休日を今よりも増やさないため、「海の日」と「敬老の日」それに「体育の日」については記念日として残すものの休日扱いとはせず、この3日分を連休に充てるとしています。作業チームは、今回の修正案を来月にも政府側に提示し実現を求める方針ですが、休暇の分散化には、企業活動に影響が出るなどとして反対する声が根強くあり、調整は難航することが予想されます。