カナリアが鳴くこの空の下で

空の命日でした。

やさしい白い魂は

今も空にいます。

去年の夜も

心が震えて泣いていたのを思い出しました。

今年も何故か、

違う意味で泣いていました。

路上に倒れこんで泣いていた私を

すれ違った方が近くの温かいお店まで連れていってくれて

何も言わずに温かいものをご馳走してくれました。

もう、何がなんだかわからない状態でしたけれど

痛みは少しも消えることがなく

たんたんとお話をしていました。

その方のお名刺をいただいたのですが、

びっくりするくらい大手の会社の偉い方でした。

そして、微妙にご縁のある会社さんでした。

人の縁とは不思議です。

何を話したのかはよく覚えていないけれど

その方はたんたんとお話をただ聞いてくださいました。

ありがとうございました。

カフェでお話した後、それぞれの家に帰宅しました。

何かを大切に想いすぎると

頑張りすぎてしまって

自分が壊れてしまう。

でも大切にしないと、

それすらも無くなってしまう。

だから、難しい。

人と人との関係で、何かうまくいかないことには

きっと意味があるのでしょう・・・。

真心と、自己愛は、一見似ているけれど

それはだいぶ違うと思いました・・・。