ネックの役割 2
[2007年03月20日(火)]
これはPROTOTYPEアイアンの重心位置・・・ではありません正確には。「だいたいこのへんじゃないですか」といって雄二さんが指し示したあたりをマークしたんですけど、やり過ぎですかね(笑)。雄二さん自身もヘッド単体の重心位置には興味を持っていないようなので。

まあでもイメージ的にはこんなもんでしょう。
さて、こんなところに重心位置がくる高重心アイアン、しかもヘッドの大きさは「世界一小さい」と言っていいです。これ以上コンパクトなアイアンは見たことないですね。そんなアイアンが「ロングアイアンでも打球が上がってやさしく打ちやすい」といったら「そんなバカな!」と思うでしょ? ではもしこのPROTOTYPEアイアンのネックを切ってそれで重心位置を測定したらどうなると思います?

もし長いネックがなかったら、ボールの下にフェースが潜り込んででいかんばかりのコンパクトなヘッド、たっぷりとソールに盛られた肉厚。ネックがなくなった時点でこのアイアンは強烈な低重心アイアンに豹変するのです。

長い重量のあるネックはスウィングプレーンを感じやすくしてくれます。それがたぶん、ネックの役割なんだと思います。それがスウィングのしやすさ、クラブとしてのやさしさに繋がります。そして超低重心のヘッドということになればそれが難しいはずがありません。そう、

「アイアンに関してはヘッドの重心位置の測定はネックを切り離して行うべき」と雄二さんは考えています。そして短い重心距離はフェース面のコントロールを容易します。重心距離が短くて操作性がいいということではなく、フェースの向きを必要以上に意識しないでもいいんです。大型のアイアンには決してできない芸当で、スウィングプレーンだけ管理していればフェースアングルに意識を持って行かなくても打球をコントロールできます。
このネックの長いヘッドの小さなアイアンはやさしいんですよ。

ヘッドを巨大化させて極限までバックフェースをえぐってソールを広大にしてタングステンを詰め込んだところで、それが一概に「やさしいアイアン」ではないことは確かなんです。人間が感じるやさしさとは慣性モーメントとか重心位置がどうだとかいうより他の場所にあるような気がしますね。
30点のスウィングでも結果を50点にしてくれるクラブが「やさしい」というならPROTOTYPEアイアンはそれには当てはまりませんが、少なくとも上昇志向を持っているゴルファーならこのアイアンのやさしさを理解できるはずです。
まあでもイメージ的にはこんなもんでしょう。
さて、こんなところに重心位置がくる高重心アイアン、しかもヘッドの大きさは「世界一小さい」と言っていいです。これ以上コンパクトなアイアンは見たことないですね。そんなアイアンが「ロングアイアンでも打球が上がってやさしく打ちやすい」といったら「そんなバカな!」と思うでしょ? ではもしこのPROTOTYPEアイアンのネックを切ってそれで重心位置を測定したらどうなると思います?
もし長いネックがなかったら、ボールの下にフェースが潜り込んででいかんばかりのコンパクトなヘッド、たっぷりとソールに盛られた肉厚。ネックがなくなった時点でこのアイアンは強烈な低重心アイアンに豹変するのです。
長い重量のあるネックはスウィングプレーンを感じやすくしてくれます。それがたぶん、ネックの役割なんだと思います。それがスウィングのしやすさ、クラブとしてのやさしさに繋がります。そして超低重心のヘッドということになればそれが難しいはずがありません。そう、
「アイアンに関してはヘッドの重心位置の測定はネックを切り離して行うべき」と雄二さんは考えています。そして短い重心距離はフェース面のコントロールを容易します。重心距離が短くて操作性がいいということではなく、フェースの向きを必要以上に意識しないでもいいんです。大型のアイアンには決してできない芸当で、スウィングプレーンだけ管理していればフェースアングルに意識を持って行かなくても打球をコントロールできます。
このネックの長いヘッドの小さなアイアンはやさしいんですよ。
ヘッドを巨大化させて極限までバックフェースをえぐってソールを広大にしてタングステンを詰め込んだところで、それが一概に「やさしいアイアン」ではないことは確かなんです。人間が感じるやさしさとは慣性モーメントとか重心位置がどうだとかいうより他の場所にあるような気がしますね。
30点のスウィングでも結果を50点にしてくれるクラブが「やさしい」というならPROTOTYPEアイアンはそれには当てはまりませんが、少なくとも上昇志向を持っているゴルファーならこのアイアンのやさしさを理解できるはずです。