新燃岳 広範囲に降灰のおそれ
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新燃岳 広範囲に降灰のおそれ

1月28日 12時33分 twitterでつぶやく(クリックするとNHKサイトを離れます)

活発な火山活動が続いている九州の霧島連山の新燃岳は、28日も噴火が続き、気象台は広範囲に火山灰が降って生活に影響が出るおそれもあるとして注意を呼びかけています。

鹿児島と宮崎の県境にある霧島連山の新燃岳は、27日、52年ぶりに爆発的噴火を観測するなど活動が活発で大量の火山灰を吹き上げています。噴火は28日も続いていて、午前3時前には噴煙が火口から上空1800メートルまで上がりました。火口周辺の上空では、午前中は西よりの風が吹いて噴煙は東に流れ、気象台によりますと、鹿児島県の霧島市、宮崎県では都城市から宮崎市にかけての広い地域で火山灰が降っているとみられるということです。これから夜にかけては風は北よりに変わる見込みで火山灰は山の南東側を中心に降るとみられています。気象台は広範囲に火山灰が降って生活に影響が出るおそれもあるとして、注意を呼びかけています。また、気象台では、火口周辺では大きな噴石が飛ぶおそれがあるとして、立ち入らないよう呼びかけています。