宮崎・堺“夫婦”　３年ぶり共演　映画「ツレがうつ−」

　女優の宮崎あおい（２５）と俳優の堺雅人（３７）がダブル主演する映画「ツレがうつになりまして。」（佐々部清監督）の製作会見が２６日、東京・東大泉の東映東京撮影所で開かれ、３年ぶりに共演する“国民的夫婦”が意気込みを語った。

　原作は細川貂々（てんてん＝４１）さんが、夫のうつ病と向き合い暮らした日々をつづったエッセー漫画。３０万部のベストセラーで０９年にＮＨＫで藤原紀香（３９）主演でドラマ化もされた。

　劇中の衣装で登場した宮崎と堺は、０９年ＮＨＫ大河「篤姫」で主人公と１３代将軍徳川家定を演じて以来の夫婦役。

　今月９日にクランクインし、宮崎は「初めましてではないので、最初から良いスタートが切れた。『篤姫』のときと同様、すてきな空気感の堺さんにひっぱっていってもらっている」。堺は「安心できる女優。３年前と変わらず、あおいちゃんにおんぶに抱っこでやってます」と、息の合ったところをみせていた。来月７日にクランクアップ、公開は秋。